バンコクは気温30度を超えているというものの、さすがに湿度が落ちてきたせいか、前回よりは暑く感じられない。パースの春が雨続きで、薄ら寒い日々が続いていたためかもしれないが。
ここ数日洋食が続いていたので、ご飯が食べたい気分。昨日買ってきた鶏胸肉が大量にあるので、冷凍するぶんも入れて梅照り焼きでさっぱりと。
胸肉は焼きすぎるとパサパサになってしまうが、削ぎ切りにしてから塩と酒を振りかけ、最後に片栗粉をまぶして混ぜると、焼くときにそれが膜の役割をはたしてくれる。中はふっくら、外はツルツルだ。
梅干しは種を出してから、包丁で叩いて醤油、酒、みりんと混ぜ、焼きあがった鶏肉に加えて、照り焼きにする。大葉は普段はあとから細切りにして上に載せるが、今晩は半分以上冷凍にすることを考えて、みじん切りにして火を止めてからさっと混ぜてしまった。
添えたのは茄子とピーマンの味噌炒め、さつま揚げと白滝の煮物、そしてわたしの大好きなエノキダケと豆腐の味噌汁。梅肉と大葉のよい香りでご飯が進んでしまう、一汁三菜の晩ゴハンになった。