東京は、暑かった。パースの夏だって40度近いが、さすがに東京ほど湿度が高くない。この湿度ってヤツが曲者で、オマケに実家での移動は徒歩が多い。そのせいか、東京にいた1週間、母の煮物以外は何だか冷たいものばかり口にしていたような気がする。
昨日の土曜日の朝にはすでにバンコクからパースに戻ってきて、休む間もなくゆきちゃんを迎えに行き、いつものように「車はダイッキライなんだってばあああ」と泣き叫ぶ彼女をなだめながら帰宅、またもや休む間もなく洗濯機に汚れ物をつっこみ、からっぽの冷蔵庫を満たすべく買い物へ。
今日も今日とて、誰もいない日曜日の学校へ行き今週の授業の準備。何もしたくないほどがっくりと疲れてしまったが、腹だけはすいている。
昨日買ってきておいたスコッチフィレを使おうと思ったが、何だかローストには気乗りがしない。久しぶりに帰った実家の和食嗜好が尾を引いているらしい。そんなわけで、南半球パースの冬は、懐かしの「煮豚」で再開。
わたしの煮豚も、母の作るのと同じく適当なもの。スコッチフィレはすでに紐で形を整えてあるので簡単だ。煮汁は醤油、みりん、酒、そして砂糖(わたしは人口甘味料使用)だ。そこに水を加え火にかける。ネギの青いとこをざく切りにしてほうりこみ、ショウガはざくざくとスライス。どうしようかなあ、とも思ったがニンニクも3かけほど、包丁でがつんとつぶして加える。そのまま沸騰させて、そうっと肉の塊をいれたら、あとはほうっておいても鍋が作ってくれる。時たま裏返しにしながら一時間。途中、煮汁が足りなくなりそうだったら、水を加える。
煮汁に入れたまま冷まして、あとは切るだけだ。煮汁は捨てちゃうひともいるようだが、そんなモッタイナイ。また煮豚を作るときに使ってもいいが、そんな後のことなど考える暇もなく、炒め物か煮物に活用できるからだ。
ああ明日は仕事かァ、とため息をつきながら煮豚をつつく。
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湿度が高くて 温水プールを泳ぐように歩いてる今日この頃の福岡より。
美味しそうな煮豚さんですね!こんなにも暑いのに、急に煮豚が食べたくなりました。
私は八角も入れたりします。一緒に大根と煮卵も・・。(→欲張り)
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お久しぶりでーす。
煮豚は、夏につくると台所が「灼熱地獄」になりますね。(笑)
八角、わたしもたまに入れますがそうするとタイにもよくある一品と全く同じ味に。。。で、今回はなし、にしました。そして、ゆでタマゴ!入れると美味しい!忘れていました。