専門の庭師を頼んで着々と進んでいる「モノグサでも持てる簡単極まりない猫の額(=庭)」のリメイク。まだ水回りが残っているので裏庭がぐちゃぐちゃなのだが、表の小さな庭はだいたいメドがついたのでほっとしているところ。
そして根付いた薔薇につぼみがつき、とうとう春一番の薔薇が開いた。Abraham Darbyという英国産David Austinの傑作だ。ご覧のように普通の薔薇と違ってカップのような形、そして馥郁たる香りと何十枚もの花弁を持つ。ただし店で売っているものと違い、切り花にするとあまり持たない。
でも、あまりにも大きく開いて俯いてしまっていたので、やっぱり切って部屋にかざってみたくなった。中に行くにしたがって薄いオレンジ色が見え隠れするが、開くとピンクだ。
この品種はつぼみのころはこんなふうに2色の濃いピンクと黄色で、後からほとんど淡いピンクになるとは思えないところがおもしろい。
前庭は極小なので、薔薇はAbraham Darbyが2本とDarcey Busselが1本の合計3本のみ。
もうひとつのDarcey Busselも今朝やっと開いたが, こちらはAbraham Darbyよりひとまわり小さい。次のシーズンにはもう少し大きくなるだろうか。
つぼみが沢山ついているのに、実は今晩もうバンコクへ。つまり大方の薔薇が満開なのときには見るのがかなわない。ああ、残念。