がびのテラス - 軽妙にして辛辣、独断にして優雅に

冬を彩る赤、ポインセチア

ポインセチアは、スイスにいたころ毎年クリスマスが近くなると一鉢買ったなつかしい観葉植物だ。ヨーロッパのクリスマスとポインセチアは、切っても切れない密接な関係にある。

しかし部屋の中で大事に育てていたこの植物も、気候のマイルドな西オーストラリアでは巨大な「木」に育ってしまうのだ。初めてパースでポインセチアの巨木を見上げたとき、わたしは口をぽかんと開けてしばし言葉を失った。

引っ越した家には、住み始めたときからこのポインセチアがすみっこにぽつんとあった。木とまでは言えないが、鉢植えにするには少々無理がある大きさだ。ハーブガーデンのある裏のすみっこなので、ハーブを取りに行くとき以外目につかない場所だ。ところが雨上がりの今日、窓から見たあまりの赤の美しさに思わずカメラを取りに戻った。

2 COMMENTS

お花好きまつ

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はじめまして。
オーストラリアに住んでいらっしゃるんですね。
ていうことは今は冬なんですよね。
それでちゃんと赤くなったのでしょうか?
なかなか環境がよくならないけれども、適合すると
かなり大きくなるみたいですね、ポインセチア。
ただ、黒い袋かぶせたり、色々しないと赤くならないと思っていました、いい時期に。

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がび

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こんにちは、はじめまして。
ここのところホッタラカシにしていたので、コメントをいただいたことに気づきませんでした。ごめんなさい。
はい、冬ですがポインセチアはマッカッカになっていました。黒い袋をかぶせるひともいなければ、また肥料もそんなにやって大切に育てているわけではないようです。何しろ、子供たちがボール遊びをしているような校庭の隅にあるこのポインセチアなんぞ、丈夫だということが第一の条件でしょうから。
パースのポインセチアは環境にあったってことなのでしょうね。大きく育つものがほとんどです。
ただ、もうこのごろではどこの庭でも赤いのがほとんど散ってしまいました。わたしの庭のものも茎だけです。(笑)
こんなになっちゃっても、秋になればまたマッカになるから不思議です。

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