まだまだ雨が続くパースでは、からりと晴れた真っ青な空を見るのはほんの数時間。雲が多くなり、すぐに翳ってしまうのが残念だ。
今日は誕生日のディナーが待っているので、朝昼兼用のブランチを外の庭で食べることにした。久しぶりに会う友達は学期休み中だが、まだ試験の採点が残っていると口をとがらす。ああ、来年の我が身だ。
アスパラガスは今が旬なので、さっと茹でられるように細く裂く。茹でるのは1分ぐらい。歯ごたえもアスパラガスの旨みのひとつだ。
万能ねぎはみじん切り。ルッコラは洗っておく。
ドレッシングはレモンジュース、エクストラヴァージンオリーブオイルに塩コショウのみ。
さて、ポーチドエッグだ。以前雑誌でフライパンを使っているのを読んだので、さっそく真似してみたら、鍋より表面が広くていっぺんに沢山できる。
まず厚めのフライパンに水を5cmぐらいの深さに入れて沸かす。ここで酢を大さじ2杯ぐらい入れたほうがいい。白身がでれんと広がるのを防ぐことができるので。
完全に沸騰したら火を止め、生卵をひとつずつくっつかないように流し入れて、すぐピッタリと蓋をしてちょうど3分。真ん中の黄身がとろりと出てくるポーチドエッグが簡単にくずれずに出来上がる。
サラダをドレッシングを混ぜ、ポーチドエッグを載せてパルミジャーノチーズを削り、チリフレークをぱらり。パンとブリーチーズも添えて、軽いブランチになった。