がびのテラス - 軽妙にして辛辣、独断にして優雅に

チキンミートボールとケールの優しいスープ

パースへの帰宅と学期休みがちょうど重なったため、同僚や他校の教師友達なども一斉に休暇になり、毎日どこかしら出かけるという毎日。
必然的に胃にも負担がかかり、どこにも出かけない日は少し胃に優しい食事にしたほうがいいかもしれない。

行きつけのマーケットでは、今もビタミンたっぷりのケールの大きな束が目立つ。旬のうちに沢山食べたい野菜だ。

そこで今日は鶏肉のミートボールと合わせてスープ仕立てに。こういう作り方のミートボールは和食のものとはちょっと違うが、洋風献立にはとてもよく合う。

kalesoup

まずフライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎ1個とベーコン3枚ほどのみじん切りを加えて玉ねぎが柔らかくなり、ベーコンがかりかりになるまで気長に炒める。最後にローズマリーとセージのみじん切りを加えてささっと炒め、取り出して冷やしておく。

冷めたらそこにがりがりとパルミジャーノチーズを削り、鶏挽き肉とパン粉をどさりと加えて手でこねる。生卵を加えてさらにぐにゃりぐにゃりと粘りが出てくるまでこねる。それを丸めて天板に並べ、ラップしてから冷蔵庫で1時間。

さて、夜になったらスープ作りだ。市販のチキンスープ(こちらではパックでそのまま使えるスープが売っているが、日本ならチキンスープの素でもかまわない)を煮立て、ローズマリーの小枝をそのまま1本、さらにベイリーフを加え、そこに丸めたミートボールをぼとりと落としていく。10分ぐらいで火が通ったら、今度は半分に割ったマッシュルームとざく切りにしたケールを沢山入れて、しんなりするまで煮た。

わたしは少しパルミジャーノを削って上からぱらぱらと振ってしまったが、それでもほっとする味と歯ざわりだ。沢山作りすぎてしまったミートボールは冷凍庫へ保存した。これはトマトソースと野菜を加えて、パスタのソースとしても使える。鶏挽き肉なのでさっぱりした後味だ。

暴飲暴食が過ぎているので、今晩はワインもなし。ハーブティーを飲みながら、猫たちとテレビでも見ることにしよう。(とは言え、明日は誕生日のディナーでまたコース料理なのだが…)

 

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