九週間しかない第四学期は、もうそろそろ本格的に忙しくなってきた。採点に成績表の準備で、自宅で机に向かうことも多い。日曜日の夜はそんなわけで料理をする気分になれそうもないので、ランチにクスクスを作ることにした。
クスクスを最後に食べたのはいつだろう、と思って自分の日記の過去ログを見たら去年の12月15日だった。暑くなると食べたくなるのか。
今回はちょいと趣向を変えて、海老をメインにしてみる。
紙袋にクーミンパウダー、塩、コショウ、小麦粉をいれ、そこに下ごしらえした生海老を加える。袋の口を握り、ばさばさと振って混ぜ合わせる。紙袋を使うのは、アメリカ人に教わったフライドチキンの作り方の応用。こうやって混ぜると、容器がいらないからマコトに便利なのだ。
それを、油を少々多めに入れたフライパンで焼く。
クスクスが出来上がってから、イタリアンパセリとレモンの皮をたっぷり加え、ケイパーのみじん切りを混ぜ合わせて塩コショウし、最後にざっくりと生食用ホウレンソウを混ぜる。これに海老をのっけて上からじゅうとレモンを絞った。
クーミンは海老にとてもよく似合う香辛料だ。本格的なカレーにもはいっているが、中近東料理にもよく使われる。こんな感じに焼くだけでも、シンプルながらとびきり美味しいのだ。
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がびさん、うちのblogへのコメントありがとうございます。
クスクスはチュニジアで飽きるほど食べましたが、
海鮮風のは初めて見ました。
これは何風なのでっしょうか?
もしかしてがびさんのオリジナルですか?
とっても美味しそうです。
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こんにちは、aonumaさん。
これは、実は「がび風」です。(笑)
レモンクスクスはどこかで読んだように記憶しているのですが、それを思い出しながら、残りはまたもや自己流。ほんとは沢山バターをいれるのがパリで食べたモロッコ流なのですが、べたべたするのでわたしはさらりとオリーブオイルのほうがすきです。
チュニジア料理ってやはりモロッコ料理と似ているんでしょうか。食べたことないですねえ。