気づいている方もいると思うが、このごろわたしは非常に中近東料理に凝っている。凝ったら飽きるまで食べ続けるのは、遺伝の成せるワザ。
今回わたしが使ったのは、ピスタチオ、アーモンド、ゴマ、クーミン粒、ナツメグ、などを合わせたスパイス、エジプト料理に使われるデュカ (Dukkah)だ。ドライスパイスなので、一ビン作っておくとかなり長いこと楽しめる。ただナッツ類はローストしてあるので、一年以上使わないというのは困る。ナッツは生のままなら2−3年は軽くもつが、ローストしてしまうと味が落ちるのは生より早い。
デュカを作るのは簡単だが、応用範囲は本当に広い。
サラダにぱらぱらと振りかけてもいいし、パスタに混ぜてもいい。こないだは、ピタ(丸くて薄いパン)にオリーブオイルを塗ってこのスパイスを降り、オーブンで焼いた。ほんとは「何もないときのちょっとしたオツマミ」と思って出したのに、もっと作れと催促が来たくらい美味しい。
普段はあまりレシピを書かないのだけれど、今回は調子に乗って色々なものを追加したので、自分用のメモとして記しておく。
アーモンド 1カップ
ピスタチオ 1カップ
コリアンダーシード 大さじ1
クーミンシード 大さじ1
乾燥タイム 小さじ1
粒こしょう 小さじ1
白ゴマ 半カップ
けずったナツメグ 一粒の半分くらい
塩 小さじ1 (わたしが使ったのはフレーク状の天然塩)
ナッツ類は気長にフライパンでドライローストするか、わたしのように手っ取り早くオーブンでドライローストしてもいい。150度で、十五分ぐらい。必ず冷ましてから、細かく砕く。グラインダーを使ってもいいが、荒く刻む程度に。
油くさくなるので、ゴマは別にして乾煎り。
これを残りの材料と合わせるだけ。
市販のものも買えるが、自分で作るとアレを足したりこコレを引いたりと、色々試してみることもできる。
ものすごーく長い前置きだが、この自家製デュカを使って今日はサヨリを焼いてみた。
例によって、丸顔の中国人のとこで買ってきたものだが、今回は開いてフィレにしてあるもの。この方がフライパンで焼くのには簡単だ。
パタパタと小麦粉をはたいて塩コショウ。そして、デュカを皮のほうに振りかけ、オリーブオイルをひいたフライパンで身のほうを下にしてさっと焼く。裏返して1分。
これだけだ。
わたしはこういうスパイスが大好きなので、食べる前にももう少しぱらぱらと振る。
レモンをぎゅっと絞って、グリーンピースを混ぜた新鮮なサラダを添える。ああ、美味しい。
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遅まきながらミクシー登録しました。
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ナッツとスパイスの組合せが 新鮮です。風味がよさそうですね。サラダやパスタの応用編も試してみたいです。
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>すがちゃん
百年ぐらいお久しぶりです。ミクシーって。。。確か、わたしがすがちゃんを招待したのって去年じゃなかった?すげー。
>まゆ坊さん
こんにちは。これ、ちょっと変わっているでしょう。サヨリの開きとかっって日本にも売っていましたよね。わたし、本当は日本風の塩味の効いた開きが食べたいです。アジとか。ああ食べたい。