がびのテラス - 軽妙にして辛辣、独断にして優雅に

ハリッサのラム肉グリルとオレンジ・クスクス

ハリッサは地中海風料理を作るときには欠かせない調味料だ。唐辛子、オリーブオイル、各種スパイスのミックスペーストで、チューブ入りやビン入りなどで手に入る。

何だか辛いものが食べたくなり、買ってきたラム肉をこのハリッサとクーミンで味つけしてグリルに。オレンジは1個まるごと皮だけ削ってみじん切りにし、大さじ2杯ほどジュースを絞ったら、皮を向いて身だけ荒くほぐしておく。

グラグラと湯が沸騰したら、鍋に入れたクスクスとオレンジの皮にざざっと加え、5分ぐらい蓋をしたまま待つと、柔らかくほぐれたクスクスができあがる。そこに絞り汁を加え、ミントの葉をみじん切りにして放り込み、味を整えながら全体にざっと混ぜ合わせる。

ラム肉はこんなにウェルダンにするつもりはなかったのに、友達から電話がかかってきて、グリルからおろすのを忘れてしまった。火を止めておくべきだった…失敗、失敗。ハリッサの味がぴりりと効いて美味しいことに変わりないが、わたしはラム肉はミディアム・レアぐらいが一番好きなので。

オレンジクスクスは、オレンジの甘みとシトラスの香りがミントと混ざり合って、さっぱりとラム肉をひきたててくれる。こういう組み合わせはとても新鮮だ。

さて、今日から始まった第二学期の授業。
なんだかやることが沢山ありすぎて、どこから手を付けたらいいのかわからない状態。こういうときは料理でもして少し気を変えないと、また不眠症の日々に戻りそうな予感。やれやれ。

 

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