がびのテラス - 軽妙にして辛辣、独断にして優雅に

まさかの雑穀米

日本に帰ったときに雑誌やテレビで見た市販の雑穀米。何やら色々なものが入っているらしいが、持って帰るには重いし、オーストラリアにはコメ類は輸入できない。つまり税関で引っかかる。

材料は絶対オーストラリアでも手に入るはずだ、といつも行く近くのマーケットに行った。ここはオーストラリア産の野菜も沢山もあり、大手のスーパーより新鮮ではるかに安い。わたしはスーパーにも行くけれど、食料だけを買うときにはまずこのマーケットを使う。肉屋も併設されているし、チーズとハム類もスライスの量り売りコーナーがある。

今日は雑穀なので乾物コーナーへ行って、品物をじっくり見ながら全て少しずつ買い込んだ。まず玄米と赤米。それからソバの実と丸麦。キノアは赤キノアと白キノアを買った。そして白ゴマと黒ゴマにアワ。このぐらいでいいかな。

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帰宅してからさっそく主になる玄米、赤米、ソバ、麦を洗い、大体同じ分量にする。そこにそれぞれ大さじ2杯ほどのキノア2種とアワと加え、白黒ゴマは少し控えて各大さじ1杯。

雑穀はもちろん精製されていないので、そのまま3時間ほど水に浸けておく。わたしは日本のように玄米も炊ける炊飯器など持ちあわせていない。普通の厚い鍋を使って炊いた。

zakkoku2炊けた雑穀ゴハンを恐る恐る口に運んでみたら…なんと、美味しい。
もっとぼそぼそとして味気ないものかと思っていたので意外だった。もちもちとしていて歯ざわりもいい。そりゃあよく噛んで食べなければならないが、腹持ちがいいので普通のごはんより盛りが少なくてもお腹が一杯だ。

本当の雑穀米を食べたことがないので比べようもないが、こういうごはんならば普段の食卓にも違和感がない。雑誌やネットでは、「食べにくいので、始めは白米に1/3量ほど混ぜて炊いたほうがいい」と書かれていたが、今回作ったものは白米なしでも充分。ただし、このまま塩かけて食べられるくらい主張しているので、次回は玄米をもう少し多くしようと思う。
しかし、いいかげんに雑穀を混ぜ合わせただけだが、結構いけるではないか。うん。

 

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