ああ鶏肉が食べたい、と思ったら、鳥インフルエンザなんかかまっていられない。それに、安全保障つきで加熱調理するのであって、サシミにして食うわけじゃあるまいし。
いつものように丸ごと買ってきてしまったが、考えてみたらこちらには骨きり鋏が置いていない。しかし、中に詰め物をする丸ごとローストより「大股ビラキ」が食べたい。包丁を砥いでから格闘し、やっと背骨を切りとって一安心。それから、様々なハーブ(タイム、ローズマリ、バジル、オレガノ)をつぶし、ニンニクを加え、オリーブオイルとレモン汁をまぜて、塗りたくり、しばらく置いてからローストする。
ワイルドライスを煮て、細長いヨーロピアンライスの炊いたのと混ぜる。
最後にサラダを添えて、出来上がり。じっくりと焼いた大股ビラキのチキンは、切るのも楽なので、こんな具合が一人分、じゃなくて一皿目。