がびのテラス - 軽妙にして辛辣、独断にして優雅に

将来が楽しみなハンサムボーイ

8年生のクラスにひとりだけ「気になる」男の子がいる。

先月「なんさいですか」の質問と答えを繰り返し教えたクラスだから、彼が13歳だということもわかった。成績は中くらい、悪ガキどもと違って問題を起こすこともなく比較的おとなしい生徒だ。そして、ものすごいハンサムでもある。
艶 やかな黒髪に底の深い緑の目、つつましいが「にっこり」というより「にやり」という少し唇をゆがめた薄い微笑みを浮かべる。当てたときに答えが間違ってい ると、困ったようにこの「にやり」が出るのだ。まだ子供だからベビーファットと呼ばれるふくよかさの残る体つきと顔だが、足はすらりと長く、名前からする とイタリア系なのにもかかわらず、これからどんどん背が高くなりそうな予感がする。
先学期の運動会では長距離競争に出て2位になっていたから、スポーツのほうが勉強よりできるのかもしれない。
いやいや将来何人のオンナを泣かせることになるのか、何年かしたらもう一度見てみたいものである。

別にわたしに小児愛好のケがあるわけではないのだが、このくらいの年の男の子はあと5年たったらどうなるかな、という想像(いや妄想か)をたくましくさせる要素を持っている。上級生になると、顔も体つきもすでにオトナに近すぎて、その想像やら妄想やらの楽しみがないのだ。

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今日は、週末の買い物に向けて冷蔵庫の整理だ。まだ少し残っていたズッキーニ、マッシュルーム、トマトなどを鶏肉と炒めて、豆鼓ソースとあえる。ご飯は軽いタイ米にした。そしてもちろん上から香菜をたっぷりと。

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