がびのテラス - 軽妙にして辛辣、独断にして優雅に

山ほど買い込んだ野菜

雲も出ているがその間から真っ青な空がのぞく。パースお得意のからっと晴れた天気になりそうだな、と珈琲をすすっていたら、来週からのサンドイッチ用細切りナスのマリネを切らしていたことに気づいた。
急 いで支度をしてミッドランドのファーマーズマーケットに車をぶっ飛ばす。ここは新鮮な野菜が多いが、午前中に行かないと半分ほど売り切れてしまうのだ。野 菜と果物を眺めていたら、ちいさく黄色い実が目に入った。「あれ、これもしかしてLoquatですか?」と聞いたら、無愛想なオジサンがうなずく。ビワ だ。日本でお目にかかれる薄く毛の生えた皮の高級品と違い、こちらのものは傷だらけ、そしてつるつるとした皮で色も濃い。だが、味は間違いなくビワだ。 1kgで約120円くらい。その後も次々と現れる野菜に眼を奪われ、気がついたら大荷物をしょいこんでしまった。今日こそ市場の写真を撮ろうとデジカメを 持っていったのに、これではまた無理だ。どれだけ買ったかという証拠に、その写真を公開。このほかにもちろんナスマリネの大瓶とサンドライトマトの瓶もか ついできた。左の大きい束はなんとイタリアンパセリ。こんなに買うつもりはなかったのだが、オジサンが二束で70円でいい、と言うのでついついうなずいて しまった結果である。その隣は、いくら何でも育ちすぎの巨大なフェンネル(ういきょう)と、小ぶりのズッキーニ。まだ泥のついている平たいタマネギに、 ジュース用りんご。トマトは細長いイタリアントマトだが、これは完熟していないのでサラダとサンドイッチ用。サラダに使う赤タマネギはひとつだけにした。 そして例のビワが手前にゴロゴロ。
こんなに買っちゃって、今週はひとを招く予定はないんだがなあ。

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