味噌が切れてしまったので、スーパーへ。
「最近の味噌はダシが入ってるんだ、へえ」などと呟くヘンなオバサンは、同時に隣の若いカップルが「今日は豚バラ大根にしようよ」と言っているのを聞き逃さない。
豚バラ大根とはなんぞや。
たぶん豚肉と大根だよね、とは思ったけれど、他の材料がわからない。で、その若いカップルをこっそりつけていったら…あーやっぱりそうか。豚肉と大根を炒めて「混ぜるだけ」のインスタントソースを買っていた。成分をチェックしたら「添加物のほかには」醤油だの砂糖だの。つまり、ホントに豚肉と大根の煮物ね。それならわかる。
大根を厚めのイチョウ切り(と豚バラ大根の素に書いてあった)にしている間に、鍋で豚こまを炒める。そこに切った大根を放り込み、炒め、だし汁がひたひたになるくらいと醤油、みりん、酒を入れて、沸騰したらアクをとって中火に。あとは、大根が柔らかくなるまで落し蓋にした。
もやしはまだ1袋残っていたので、軽く茹でてからたたいた梅干とポン酢、そして刻んだ大葉と和えた。梅干がポン酢とよく合うので、さっぱりした夏向きの副菜だ。
今日の晩ゴハンは、上記2品に2袋95円で買った青梗菜のにんにくを効かせたオイスターソース炒め、冷やしトマト、豆腐とネギの味噌汁。
豚バラ大根は初めて作ってみたが、豚こまから出た煮汁がしみて柔らかくなった大根が、実に美味しい。
しかし、わたしの前にいたあの若いカップル、こんなに簡単にできるのになんでインスタントソースなんか買うんだろう。だし汁を合わせる時間など、インスタントソースの箱を開けて中のアルミパックに入ったソースを出す時間と同じだと思うんだが。
ご無沙汰しております。m(_ _)m
うーん。
多分、自分が食べた料理の味付けに使われている調味料が、想像がつかないんだと思います・・。
うまく言えないんですが、例えば、肉じゃがだったら、出汁と醤油と砂糖(もしくはみりん)が入ってるんだなあ、と、がびさんなら食べたら想像がつくと思うのですが、そこに思い当たらない。
自分で料理を作らないと、カンが働かないというかなんというか・・。
こんにちは。
いや、わたしも適当ですよ。ネットでレシピなども見ますが、ほとんど自己流です。だから目分量、舌分量。味見は本当によくします。で、また醤油を足したり。基本の煮物の煮汁なんかはもう本当に適当です。自分で、「ま、こんなものかな」と感じたところでやめておく。ホントは公開するのも恥ずかしい限りです。
ずっと作り続けていると、自分で「美味しい!」と思う味に慣れてくるのかもしれませんね。