がびのテラス - 軽妙にして辛辣、独断にして優雅に

鳥肉の照り焼き丼

今晩の食事は「鳥肉の照り焼き丼」。

木曜日にまた8年生日本語クッキングの授業があるので、その実験である。前回の「バナナ巻き」の材料だった蜂蜜が大量に余っていたのを、砂糖の代わりにできないかな、とふと思ったのだ。加えて、ショウガをけずったり切ったりは12歳には少々むずかしい。瓶にはいった粉末ショウガを使ったら味はどうなるか、ということも知りたかった。時間もきちんと計りたい。

結果はまあまあ、味のほうもまあまあ。焦がさないようにするには油を少々多くして、中火から弱火にすればよいこともわかった。
何だかものすごーく甘いが、オーストラリア風になっちゃった中華料理というものもかなり甘ったるいので、こちらの子供たちは気に入るだろう。
本当ならこれに焼きネギでも加えたいところだが、1時間の授業で終わらなくなってしまいそうなので、鶏肉だけ。ご飯も授業前の早朝にといでおいて、家庭科のセンセイにスイッチだけ入れてもらうようにした。授業前に炊き上がっているだろうから、少しは楽かもしれない。

何しろ、22人の生徒に料理を全て「日本語」で教え、自分も料理して見せ、彼らを手伝い、写真を撮り、後始末までチェックして、宿題も出さなければならないのだ。大変なクラスを引き受けちゃったなあ、とため息も出るが、実はこういう新しいプロジェクトを長期間できるのは、資料としても貴重だ。

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