がびのテラス - 軽妙にして辛辣、独断にして優雅に

ラザーニャの夜

日曜日は冷凍庫の整理。
いくら冷凍庫とはいえ、半年以上放っておくと味がガクンと落ちる。ゴソゴソと奥まで探してみたら、うーん、使い切らなければならないものが。それも、肉だ。仔牛と豚の挽き肉ミックス、イタリアンソーセージ、ポークチョップがひとつだけ。で、思い出したのがラザーニャ。さっそく、店に行ってラザーニャのパスタにナスとズッキーニ、それからリコッタチーズを買ってきた。おっと、それにもちろんサラダも。

土曜日は12年生の20校合同会話練習日、つまり、まだ全然採点に手がついていない。午前中にその採点を半分ぐらい済ませてから、買い物とランチ。そして、帰ってからラザーニャつくりを始めた。

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まず、鉄鍋に玉ねぎの粗みじんを炒め、ニンニクのみじん切りも加えたら、ニンニクが焦げる前にいい香りが出たところで皿にとる。同じ鍋にまたオリーブオイルを加えて挽き肉、粗く切ったソーセージとポークチョップ(骨抜き)を炒め、叩いたアンチョビを加える。そして、最後にパサータというトマトソース(トマトだけをどろりとしたソース状にしたもの)とトマト缶(トマトは粗みじん切り)を入れて、オレガノとベイリーフを加え、時々混ぜ合わせながら30分ぐらい。塩コショウして味をみたら火を止める。
その間に、塩を振っておいたズッキーニとナスの薄切りをグリルしておく。リコッタチーズには卵2個を混ぜておく。

ここまでできたら、後は順番にレイヤーを作っていくだけだ。
まず容器にオリーブオイルを塗り、トマトソースミックス、庭からむしった生バジル、ナスとズッキーニ、ラザーニャパスタ、リコッタチーズ、削ったパルミジャーノ、と順番にレイヤーにする。最後はパルミジャーノを振りかける前にモッツアレラチーズを載せてから。180度のオーブンで40−50分ぐらいだが、焼き色がついたら出来上がり。

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普通はリコッタチーズの代わりにベシャメルソースだが、アメリカ人の友達によると、リコッタを使うのはニューヨークのイタリア移民の味…らしい。

ラザーニャは冷凍もできるので、小分けにしてランチ用と忙しいときのディナー用に。つまり、空いた冷凍庫の場所は結局大量のラザーニャが埋めてしまった。

 

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