がびのテラス - 軽妙にして辛辣、独断にして優雅に

イカのなんとなくアジア風炒め

土曜日は4校合同の口頭インタビューテストの日。
間違えてアラームのかかっている新校舎の一部である部屋にはいって、盛大にブィンブィンブィンとアラームを15分ほど鳴らしてしまったり、選挙投票日に学校を使うなどと知らされていなかったために駐車場が投票者のために全部使用されていたりと、色々ハプニングもあったが無事終了。

squideBBQ

帰宅途中の車の中でふと「イカが食べたいなあ」と思い始めて、魚屋へ。着いた途端、仏頂面のカレン(丸顔中国系シンガポールおじさんの妻)に出くわす。いいひとなんだけど、どうも喜怒哀楽が激しく、気分のいいときはいつまでも話し続けているが、その反対の気分のときにはどう考えても「そりゃ客商売の顔じゃないよ」という目つきで客を睨みつける。今日は後者のほうの気分らしい。しまった。

「何がほしいのっ」「イカが欲しかったんだけど」「新鮮なのはないよ。冷凍だけ」「あらまあ、どうしようかな」「冷凍と言ったって、近くのフリマントルの港にあがったヤツをウチで冷凍したんだからねっ。それも新鮮なうちにっ」「あ、そ、そう。それなら200gほど…」「そんなちまちました量はないよっ。750グラムの袋入りっ」

どーんと750g入りの袋を持たされ、仕方ない、沢山作ってまた来週のお弁当用に冷凍しようと帰ってきた。冷凍だったので、そのまま室温で解凍できたときにはすでに7時。

まずはイカの処理、足を半分に切り、身は包丁の切り目を入れて食べやすい大きさに。そのあとは、ニンニクとショウガと唐辛子をみじん切り、冷凍してあったこぶみかんの葉を千切り、スプリングオニオンは5cmほどのブツ切り。

それを油を熱したフライパンに入れ、香りが出たらイカを加え、丸まってきたらスプリングオニオン、最後に醤油、フィッシュソース、オイスターソースで味をつけ、歯ごたえのためにお菓子用に買っておいたピーナッツの砕いたのを加えた。ざざっと炒め、香菜をちぎって混ぜ合わせてオシマイ。

何風ともきちんと言えない「なんとなくアジア風炒め」だが、日本米によく似た炊いたばかりのカリフォルニア米によく合う。
炭水化物はあまり摂っちゃあいけないんだが、まあいいや土曜日だもの。ついでに白ワインも、まあいいや土曜日だもの。

 

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