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Facebookをブロックする受験生たち

オーストラリアでも、10代の学生たちのFacebook使用が問題になっている。主に、ネットでのいじめに利用されることが問題視されているわけだが、それ以外にも最終学年である12年生の受験への影響がある。

2010年のリサーチでは、ソーシャルメディア使用生徒の大学受験結果は、使わない生徒より20%ほど低くなっていることが判明、学校でも本格的に使用限定に乗り出した。
ウチの学校では、Twitter、Facebook、MySpaceなどのほとんど全てのソーシャルメディアがブロックされている。寮生もいるので、24時間というわけではなく放課後の限られた時間帯だけ開放、生徒たちはその2時間ほどの間に急いでコメントを残したりしているのだ。全校生徒にMacBookが配布されている学校の一番の悩みは、こうした授業中または在校中のソーシャルメディアへのアクセスなわけで、生徒だけをブロックするのではなく、必然的に教師やスタッフも全くアクセスできない。

ちなみにソーシャルメディアだけではなく、わたしの猫ブロク「あいちゃんねる」も時々ブロックされる。たまにアクセスすると、「このサイトは不適当な内容のためブロックされています。不当な場合は、ITセンターまで連絡のこと」と出ることがあるのだ。猫のことばかり書いてある記事が「不適当」かどうかは別にしても、いつもではないのが不思議だ。

さて、西オーストラリアの新聞にも出たが、こうしたFacebookなどを勉強または宿題をしながらチェックするという、いわゆる「ながら族」生徒たちの低い成績は、学校側だけが問題視しているわけではない。

ウチの学校では、早くからBlock FacebookのFBlimiterというソフトのダウンロードを奨励しており、現在のところ実に70%もの12年生(受験生たち)の使用が確認されている。これは、24時間ブロックするわけではなく、時間帯、曜日、など使用時間の制限を細かく管理するソフトだ。おもしろいのは、このソフトをダウンロードしているのは生徒たち自身であり、学校でも父兄でもないということ。学校ではいずれにせよブロックされているので、ブロックする時間帯または曜日というのは「学校にいない時間帯」であり、それは生徒たちの自主管理となる。彼女らもFacebookの問題点を自覚しているのだ。彼女らの自主性を向上させるためにも、こうした奨励策はかなり功を奏したと思う。

しかし。
言い換えれば、仕事をしながらTwitterやFacebookを見ているひとの能率もしないひとよりかなり低いということになるんだけどねえ。ごほごほごほ。

 

2件のコメント

  1. gabyさま、いつも楽しく拝見させていただいております。猫ブログももちろんです(^o^)

    以前一回書き込みをさせていただいたものです。(2010年、いつごろかは失念しました。。)
    その頃はシドニーにいて、プライベートで日本語を教えるか、と悩んでいたのですが、その後いろいろあり、今はタイの公立中高一貫校で日本語教師をしております。
    gabyさんのようにゆくゆくはオーストラリアで教壇に立つのを目指しております!

    ところで、いつもながら、gaby’s terrace、今回もまた興味深い内容です。
    ここタイでは、生徒も教師もfacebook大好きです。facebookに制限をかけるなんて、あり得ません!うちの学校は、ここら辺のプロビンスでも進学校で有名で、裕福な家庭の子供が多く、勉強もそれなりに頑張っているようですが、6年生(高校3年生)もガンガン、教師も職員室で堂々とfacebook見てますよ~。
    学校によってはfacebookを生徒との連絡に使ったり、また他校の先生との連絡にも使ったりしますので、”勉強や仕事の妨げになる可能性のあるもの”という概念自体存在していないようです。

    まあ、インターネットのセキュリティもプライバシーもない同然ですから、不思議ではないのかもしれませんが(笑)。なんせ以前わたしの雇用契約書のコピーが裏紙として使用されていたぐらいですから。わはは。

  2. yukiさん、こんにちは。もちろん、覚えています。シドニーで日本語の個人教授をされていましたよね。その後、タイに移られたとは! わたしもまだ年に4回はバンコクに戻ります。

    Facebookは限度を設けたほうがやはり成績が向上するようです。それとは別に、オーストラリアでは生徒と教師がFacebookで「友達」になることも、禁止ではありませんが、やらないほうがいいと言われています。教師はそれ以上特定の生徒と親しくなってはいけない、というのが理由です。生徒たちには「卒業したらね」と言ってあるので、わたしの英語のFacebook(それほど使っているわけではありませんが)は、教師仲間と卒業生のみです。

    生徒との連絡には、Facebookのような公共のものではなくメールにしています。このほうが安全ですから。リスニングなどのタスクはサイズが大きくなりますので、DropBox使用です。

    それにしても、雇用契約書がメモに利用されるなんて…タイらしいと言えば最もタイらしいですね(笑)。

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