鶏胸肉のグリルとホワイトピーチのサルサ

chickenpeach.jpg八百屋マーケットの店先には、様々な桃が並んでいる。真夏のオーストラリアでは、今が一番桃の美味しい季節だ。桃は収穫の時期が短いので、ここぞとばかりわたしは桃ばかり食べる毎日である。日本の桃と違って、手のひらに入るほどの小ぶりのものが多いし、果肉は少し歯ごたえがあって、しつこいほど甘くもない。果物を、菓子ではないメインの料理に使うことに凝っていたこともあって、桃が出てきたらもう飽きるほど使う。

そこで、今日もまたホワイトピーチを使っての一品。

サルサというのは元々スペイン語でソースのことだけれど、メキシコではどちらかというと野菜や果物をざくざく切って混ぜ合わせた冷たいソースまたはディップのようなものらしい。そして、オーストラリアで言うところの「サルサ」もこのことだ。

実は、わたしは「生」の玉ねぎはあまり好きではない。だって辛いんだもん。だから、ほとんどのサルサに大量に入っている玉ねぎは、わたしの料理では「ぱらぱら」と見え隠れするぐらいにしか使われない。

さて、なべで湯をぐらぐら沸かしている間に、サルサ用のマリネを作る。まずは、白ワイン酢を大きなステンレスボウルの底にたらりとたらす。そこに、人口甘味料、すったショウガとニンニク、クーミン、庭からむしってきたイタリアンパセリとペパーミントを加えて混ぜるだけ。そこに、冷蔵庫にある残り野菜を片っ端から刻んで放り込んでいく。今回は、赤ピーマン、玉ねぎ少々、そしてシュガースナップピーだ。赤唐辛子を切らしていたので、これだけは乾燥フレークのものを使う。さて、湯が沸いたらそこにホワイトピーチを放り込んで、火を止める。数分置いて取り出せば、皮がするりと剥けるから、果肉を刻んで加える。

鶏胸肉は、中近東のスパイス「スマック」をふりかけ、塩コショウしてオリーブオイルで焼いただけだ。最後にじゅうっとレモンを上から絞った。

適度に甘く、そして歯ざわりのよいホワイトピーチは肉料理にとてもよく合う。さっぱりとしていて、夏にぴったりの一皿だ。

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