昨日は十二年生最後の授業、恒例の「ドレスアップ・デイ」だ。
皆、思い思いの仮装で登場、昼休みには仮装大会が開かれ、誰が大賞を取るかを競い合う。一時間目前の15分のホームルームクラス(八年生から十二年生まで4−5人ずつがグループになっていて、入学したときのホームルームと担当の先生は、自分が卒業するまで変わらない)に、ものすごいイデタチの十二年生がはいってくる。
わたしのホームルームクラスは、四人十二年生がいるのだが、ひとりはゴリラのぬいぐるみ、もうひとりはなんだかSMっぽい警官姿、セーラームーンの女の子、そしてビール缶のぬいぐるみだった。
TA(ティーチングアシスタント)のWさんにとっても金曜日が最後の日。彼は、来週から12月まで田舎の学校でTAをすることに決まっている。
朝、十二年生日本語クラスの生徒が持ってきた浴衣を着せられちゃった彼は、浴衣地のバッグまで持たされた。女物の浴衣にわたしがきれいに結んであげたピンクの帯では、もう仮装以外のナニモノでもない。(オマケに下はジーンズ、ばっちい運動靴まではいている)
学校の中を一日中それで過ごしていたが、さすが職員室での休憩時間は、なんだか居心地が悪そうだった。
来週からは大学入学資格試験が始まる。週末はたぶん机にかじりつくことになりそうな十二年生たちだが、嵐の前のドンチャン騒ぎでは限りなく明るい。
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こんばんわ
仮装大会の写真楽しそうですね。
学生のとき、こういった体験をしなかったので
少し羨ましくなったり。
生徒さん達の朗らかな表情から
がび先生が慕われているのがわかります。
実は友人に学校の先生が4人ほどいまして、
教職はほんとうに大変そうですが、
生徒達との触れ合いでやっぱり癒されることがある、
と言っていました。この写真を拝見してそんなことを
思い出しました。
PS お勧めの「時のかなたの恋人」今日届いたので
読み始めました。なかなか楽しいですねー
こういうラブコメを大真面目にやってるとこが素晴らしいというか。
いい出会いをありがとうございました。
マチもの の続きも楽しみにしています。
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楽しかったですよ。
こちらではこのドンチャン騒ぎの何ヶ月か前に、Formalと呼ばれる学校主催の舞踏会もあります。
その際は、皆タキシードとドレス(もちろん、ほとんどレンタル)で着飾り、ストレッチリムジン(もちろん、ワリカンで借りる)で会場のホテルやらに乗りつけ、飲み(もちろん、ソフトドリンクのみ)、歌い、踊り、食べ(これがメイン)、そしてその後友達のうちなどに寄って朝までしゃべったりビデオを見たりしてすごします。
正装したことのない子供たちなので、まー嬉しそうにがんばっちゃいます。
日本の謝恩会のようなものですが、はるかに面白そうです。