このところ肉食が続いていたので、たまにはベジタリアンパスタでも。
今回使ったのはスパゲッティーニと言って、一番細いカッペリーニの次の太さだ。カッペリーニまで行くと、本当にソウメンのように細い。お湯をじゃんじゃん沸かしてから、塩をひとつかみ入れると、ぱあっとお湯の中で散る。そのくらいぐらぐらと煮立っているということだ。ここにパスタをぱらぱらと入れて、袋に書いてある茹で時間を目安にその一分くらい前から味見を始める。この場合は五分となっていたから、すぐにソース作りにかかる。
フライパンにオリーブオイルをほんの少し入れて火にかけ、そこに自家製トマトソースのかけら(わたしは平らにして冷凍している)を入れて温め、黒オリーブのスライスを加えてから火を止める。スパゲッティの味見をしてみると、まだ固い。あと二分くらいかな。庭に飛んでいってイタリアンパセリをちぎって戻り、レモンの皮を少し刻み、チェリートマトを半分に切って、全部合わせておく。もう一回味見をすると、スパゲッティーニは出来上がり、お湯を切ってから勢いよくフライパンにぶち込む。火はついていない。ささっと混ぜてから、パセリ、レモンの皮、チェリートマトを加え、またささっと混ぜて、そのまま皿へ。最後に、冷蔵庫に残っていたフェタ・チーズを軽くくずしてぱらぱらとかける。
おしまい。
レモンの皮を入れたのは、これがトマトソースとちょっと塩気のあるフェタ・チーズととても相性がいいから。
冷蔵庫にアタマをつっこめば何かしら材料は見つかるし、月曜日のあまり料理をしたい気分じゃないときにも、こんなふうに十分くらいで出来てしまう便利な一品。