「再びカニカマ」とレタスの炒めもの

数日前に使ったカニカマの残りとレタスで、金曜日のちょっとしたおつまみを。と言っても、ちょっと疲れて友達のお誘いさえ断って帰ってきたので、もうできることなら何にもやりたくない。疲れていないときでも大したものをつくっているわけではないので、こういうときはさらに調理時間が加速してしまう。

カニカマはまたちゃんちゃんと細切りにするだけ。レタスもざくざくと切る。フライパンにごま油を熱してレタスを放り込む。まさに放り込んですぐに逃げないと、水気のあるレタスのせいで油が盛大に飛び始めるのでご注意を。
レタスがしんなりとする前にカニカマを加え、オイスターソースを回しかけてざっと和えたらできあがりだ。あまり炒めすぎるとレタスがふにゃふにゃになってしまう。

ただし、オイスターソースは極上のものを。
パースでは中華食材店でLEE KUM KEE(李錦記)のPREMIUM OYSTER SAUCEが手に入る。普通のオイスターソースの3倍ぐらいの値段だが、風味も3倍ぐらい上がる。

さて、目の前のテーブルには猫たちがだらしなく寝そべっているが、どんなに食べ物を並べても決して関心を持たない。小さいころからしつけてしまったので、食べるのは自分のボウルに入ったものだけなのだ。テーブルにのぼらせておきながら「しつけ」もないものだが、安心してちびちびとつまみながらちびちびと飲んでいる。

 

カニカマときゅうりのおつまみ

月曜日のAnzac Day振替休日のおかげで、3日間盛大に「命の洗濯」をしてしまった。つまり、たまった採点に全く手を付けなかったのだが、そういうツケは必ず回ってくる。その長い週末のすぐあとで。

放課後のミーティングを忘れていたわけではないが、採点しようと思ったアテがはずれ、すでに真っ暗になった校舎を後にしたのは6時半。答案の束を抱えてしおしおと帰って来た。
こういう日には、ちょっと辛口シェリー酒でも1杯。

20150428わたしはツマミなしでは飲めないタチなので、ささっと手早くできるものはないかと冷蔵庫を開けたら、カニカマがあった。日本では「限りなく蟹に似せた蟹カマボコ」だが、こちらではスリミと呼ぶ。昔スイスに住んでいたときにもスリミとして買ったことがあるから、日本以外では世界共通なのかもしれない。たぶん「すり身」のことだろう。「すぐに食べられるし、サラダやスシに最適」と書いてある。オーストラリア産だ。

カニカマを「裂く」なんてめんどくさいことはキライなので縦に細く切り、きゅうりも細切りにして塩をひとつまみふってから、ぎゅうと絞る。マヨネーズにちょいと醤油とごま油をたらし、ゴマをひとふりしてからカニカマときゅうりを放り込んでざっくり混ぜた。

こういう5分以下でできてしまうものを料理とは言わない。わかってるって。
でも、ちょっとおつまみとか何かあと一品ほしいときには便利でしょ。

 

土曜日のストレス解消は、美味いおつまみとワインで

土曜日だというのに、12年生の会話テスト。
「なんでまた土曜日に」とよく言われるが、3校合同のテストなのでこうやって1度にやって1度に採点すれば1日で済む。その場で採点の話し合いもできる。18人いる生徒たちの個人インタビューをひとつひとつ聴いて各々で採点し、またそれを持ち寄って合同採点またはメールで話し合う…なんてシチめんどくさいことをするくらいだったら、土曜日をつぶして一度にやってしまったほうが効率がいいのだ。

…とは思っているが、そりゃあ1週間働いて「さて、週末」という朝にまた5時半に起きるのはとてもツライ。

そんなとき、わたしは帰宅途中に近くのマーケットに寄る。スーパーではなく、卸を兼ねているマーケットだ。豆やコメ、そして雑穀などとともに野菜も新鮮で驚くほど安い。隣には肉屋があり、イタリア惣菜屋もあるのでハムやチーズも切ってもらえる。こういう店では、ハムなどは買う前に試食もさせてくれる。

そこで今日買ったのが、スペインの生ハム「ハモン・セラーノ」。イタリアのパルマ産生ハムと比べると味がかなりまろやかだ。利き酒じゃあないが、ここで以前イタリア産パルマハム、オーストラリア産パルマ風生ハム、ハモン・セラーノを順に試食していって、これが一番わたしの好みにあっていた。それ以来、時々買っている。
一緒に買ったのは、プロヴォローネ・ピカンテ。北イタリア産の硬めのチーズだ。4ヶ月以上熟成しているし、ピカンテなので味が強く深い。普段は軽くナッツとフルーツなどを合わせてそのまま食べるが、このチーズはとろりと溶けるのでピザをつくるときにも重宝。軽いモッツアレラと違い、かなり濃い味になる。

本当は何かつくろうかと思ったのだが、それは明日に延期。「飲みに行かない?」というお声もかかったが、今日はもう猫たちとウチにいたい気分。1日じゅうインタビューで疲れているので話もしたくない気分。

おつまみには、もちろんワインを。先日ケースで注文したGrant Burge Hillcot Merlotをぽんと開けた。いや、ぽん、じゃあないな。今時のオーストラリアワインはスクリューキャップがほとんどなので、ぐるぐるっと巻いて開ける。2010年はMerlotの当たり年。果実風味でオークの香りがほのかに。普段飲みにしているが、パスタにも軽いおつまみにも合う。

友達を呼んだり、出かけたり。そういう晩も悪くないが、このところ激務が続いていてどうも不義理をしている。ちびちびとちょっといいワインと上質のおつまみをやりながら、ひとりでぼうっとDVDでも見よう。今夜のささやかなストレス解消にはこんな感じが一番かもしれない。