デラシネ@Perth: 2008年1月アーカイブ
昨日早くパースに着いた。飛行機で眠れないわたしには、夜中の飛行機は非常に疲れる。が、この時間帯に着くと、その日のうちにゆきちゃんを迎えに行けるのだ(わたしが彼女を預けるところはボランティア団体の経営で、昼間の4時間しか送迎を受け付けていない)。
ゆきちゃんは車が大嫌いなので、この片道三十分の道のりはつらい。いや、彼女よりわたしのほうがつらい。何しろ、助手席の「いやああああん、いやああああああん」という鳴き声でラジオさえ聞こえないほどだ。よく疲れないものだと感心するが、彼女は家に着くまで鳴き続ける。
そして、やっと家に入ったと思ったら、安心してゴロゴロと喉を鳴らしながらわたしの足にまとわりつく。一日中べったり、トイレにまでついてくる。金魚のフンだって半日たてば切れるが、ゆきちゃんはそうは行かない。テレビをつければ、その真ん前に陣取ってわたしの顔をじっと見ている。キッチンに行けば、カウンタにひょいと飛び乗ってわたしのすることを目で追う。ベッドに入れば、耳のそばで半時間ぐらいゴロゴロとうるさいくらいに喉を鳴らす。
次の日にはようやくほっとして好きなことをするようになるが、一日目はゼッタイ離れるものか、とゆきちゃんの決心はカタイ。そして、この休暇の終わりを告げる儀式が、実はわたしも嫌いではないのだ。


