日曜日のランチは自宅のサンドイッチで

わたしは食パンで具を挟んだサンドイッチも好きだが、ヨーロッパ風にバゲットを使ったサンドイッチもよく作る。

こんなものは料理でもなんでもないが、学校に持って行くランチ用は必ず切り目を入れたパンをラップで包んで置き、ハムやキュウリやレタスなどの具は別にタッパーに入れて持って行き、昼休みには「箸を使って」パンに具を次々に挟んでラップで包み直し、かぶりつく。コレを学校でやると必ず不思議そうに見つめる同僚がいるので、「いや、アジア系は洗練されているんで、食事中に(フォークで)突き刺したり(ナイフで)切り刻んだりしないのよね、うん」とすまして言ってやることにしている。

さて、どこかの記事で読んだが、このバゲットを使った「フランス発」サンドイッチ屋が東京にできたとか。お腹もすいたことで、このバゲットを使ったサンドイッチにしよう。

パンはもちろん近所のLa Belleで朝買ってきた焼き立てのバゲット。これを3分の1ほど切ってから、無塩バターを薄く塗り、まずサラダ用のロケットなどのミックスグリーンをひとつかみ詰め込む。そして、モッツァレラチーズは、イタリア食品店で買っておいたコレ。

一昨日一緒に買った生ハムも、丁寧にスライスしてもらったものがまだ残っている。これをどちらも挟んで出来上がり。

柔らかい食パンのサンドイッチもよく作るが、こんな焼き立ての「外側パリパリ、内側フワフワ」の噛みごたえがあるバゲットのサンドイッチはパン自体の風味もよくてとても美味しい。

ただ挟むだけだが、素材がよければ気分もウキウキするようなランチになるのだ。

 

がびんちの甘くないコールスロウ

初めてコールスロウを出会ったのは、大学生のときにケンタッキーフライドチキンを食べたときだ。美味しかったけれど、ずいぶん甘いサラダだなと思ったのだけは覚えている。

それからもう何度も食べているが、それでも「甘くない」コールスロウは食べたことがない。そう言えば干しブドウさえ入っているものもあった。
レシピを見ると、必ず砂糖が使ってある。オーストラリアのマヨネーズはそれでなくても甘いので、さらに甘くなるのは避けられない。まあ、マヨネーズと言えば、最近ではオーストラリアのスーパーでもキューピーマヨネーズが手に入るので、それしか買わなくなったけれど。

キャベツ自体が少し甘さを含んでいるので、わたしは家で作るときには砂糖を入れない。ただし、果物の清々しい甘さは好きなので、今晩のサラダにはリンゴを使ってみた。

キャベツは千切りではない。百切りぐらいか。千切りにするとキャベツの歯ざわりがあまりにも繊細になってしまうので、ここは豪快にザクザクと。ここに、薄切りスライスにしたリンゴも放り込む。百切りにしたら、混ぜているうちに細かくちぎれてしまうので、これもザクザクとリンゴだとわかるぐらいに刻む。

ドレッシングはサワークリームとそれより少し少ない量のマヨネーズ。そこに大さじ一杯の粒マスタード。ぎゅうと絞った新鮮なライムジュース。これだけだ。塩もコショウも入れない。ボウルにドレッシングを加え、よく混ぜ合わせたらあとは冷蔵庫で冷やしてなじませるだけだ。

その間に作ったのは、鶏のモモ肉のハーブグリルとジャガイモのロースト。モモ肉はハーブをたっぷりと振りかけてから塩コショウ、そしてフライパンで両面に焼き目をつけて、あとはジャガイモと一緒にオーブンで火が通るまで焼いた。

さて、コールスロウだが、必ず冷蔵庫で少しの間ドレッシングをなじませないと美味しくない。今回はタイで手に入る日本風の柔らかいキャベツを使ったが、オーストラリアのキャベツはとても身が厚くて固いので、こうしないとまるでキャベツというより沢庵の歯ざわりが残ってしまうのだ。

そして、冷蔵庫から出した冷え冷えのコールスロウをもう一度ざっくりと混ぜてから食べる。コールスロウにはこってりとしたフライドチキンなのだろうが、今回はハーブグリルだ。とろりと深みのあるドレッシングで和えたので、リンゴの清々しい歯ざわりとしんなりしたキャベツが美味しくて、ボウル一杯につくったコールスロウがあっと言う間になくなってしまった。

 

オジロクロオウムの大群がやってきた

オジロクロオウム(White-tailed Black Cockatoo)というのは西オーストラリアに生息する大型(全長60−80cm)の野鳥だ。日本の都会と違い、パースでも街中の公園や庭などにやってくる。

鳴き声は決して美しいものではなく、ギャアギャアとむしろうるさい。
そのせいで、せっかくの学期休み最後の土曜日、なんと朝7時前に起こされてしまった。

ギャアギャアギャアギャア。
寝ぼけマナコで起きてみれば、猫のあいちゃんとすーちゃんが窓に貼り付いている。おお、コカトゥーか…と思ったらものすごい大群。ウチのガレージへの私道には両側にマツの木が植えてあるが、その7−8メートルもあるてっぺんに止まって揺れていたり、飛び回ったり、隣の家の大きな木の上にも何羽もいて何ともうるさい。

さっそくパジャマのままカメラを持って外に出たら、ちょうど移動のときだったと見えて先ほどのように沢山いるわけではない。

尾白、と言うだけあって下から羽根を広げているのを見ると美しい白が隠れていたのがわかる。

cockatoo2

西オーストラリアではそこら辺に沢山いるので珍しいわけではないが、他州ではあまり見かけないという。

cockatoo3

cockatoo6

雲ひとつない秋の青空を悠々とギャアギャアと飛び回るクロオウムたちを見ていると、何だか羨ましくなってしまった土曜日の早朝である。