トスカーナ風鶏むね肉のステーキにトマトチャツネを

冷蔵庫に鶏むね肉があったので、金曜日はどこへ行くでもなく自宅でささっと晩ゴハンに。

鶏むね肉はラップの上に広げて包んでから、麺棒でガンガンと叩いて伸ばす。こうすると繊維が切れて柔らかくなるし、しっとりと焼くのも簡単だ。

マリネは、ニンニク、オリーブオイル、セイジ、ローズマリー、バジルを石のモルターに入れ、ペストールでガンガンと叩いて潰す。そこにレモンの皮とレモン汁を加えて、またガンガンガン。これは実はストレス解消にもいい。

ねっとりとしたマリネができたら、鶏むね肉に薄く塗っておく。

まずニンニクのみじん切りをオリーブオイルで炒め、香りが出たらトマトはめんどくさいので皮をむくこともせず(こういうところがわたしがズボラと言われる所以)ざく切りにして放り込む。赤ワインビネガーを少々振りかけ、レモンの皮をけずり、ケイパーを加えてチャツネ完成。

ほうれん草は洗ってからざく切りにし、フライパンでさっと炒めて塩コショウし、缶詰のバタービーンズ(白豆)を混ぜておく。

最後にマリネしておいた鶏むね肉をフライパンで両面じっくりと焼き、ほうれん草とバタービーンズを添え、上からささっとチャツネを加えてできあがり。

このぐらいなら「さあ作ろう」と思ってから40分ぐらいで食卓につける。普段の日の食事はこんな感じで。

ソンクランの間はウチごはん、鶏もも肉のマヨポン焼き

バンコクは今ソンクランの真っ只中、外に歩いて出たら必ず水鉄砲を持った近所の子供たちに水をぶっかけられるので、車以外では外出さえできない。
昔はバンコクの中心街では「水掛け禁止」などという警察のお達しが出たが、それも何だか立ち消えになってしまった。それほど、このタイ正月のお祭りは1年に1度の「ズブ濡れ大騒ぎ」の庶民の楽しみだ。

ただし、外国人バックパッカーの多い道沿いでは白人の女の子たちが水を掛け合って、ただでさえTシャツ一枚なのにスケスケのブラジャー丸見えとなることがある。まあ、それを楽しみにやってくる男性たち(タイ人含む)もいるわけで、とうとう「スケスケ禁止令」が出てしまい、スケスケのガイジンがしょっぴかれるという騒ぎまで起きたのは数年前。

チェンマイに住んでいたころには、そりゃわたしだって軽トラの荷台に積んだドラム缶から水をじゃんじゃんと通行人に掛けながら市内を走り回り、おかげでその後1週間風邪で寝込んだことがある。いや、楽しかったけれどもうやりたくない。

そんなわけで、今日はささっと回りを警戒しながらスーパーに行き、買ってきた鶏もも肉でマヨポン焼きの晩ゴハンにした。

まず、鶏もも肉はフォークでブスブスと適当に穴を開けてからビニール袋に入れ、そこに酒、みりん、醤油、生姜のすりおろしを少々多めのマヨネーズと撹拌しながら混ぜたソースを入れる。ぐにゅぐにゅとまんべんなくソースをからめたら、あとは冷蔵庫で1時間ぐらい眠ってもらう。
オーブンは220度、強めの火でグリルして20分ぐらいか。オーブンというものは家とブランドによって適正時間が違うので、フォークを刺して澄んだ肉汁が出たら出来上がりだ。

付け合せはキャベツの千切りと茹でブロッコリにトマト。味噌汁も作ろうかなと思ったが、お腹がすきすぎて断念した。こういうところは臨機応変で。食べるときに刻みネギを散らし、ポン酢をかけて食べる。

さっぱりしているが、焼くときにマヨネーズソースでマリネしているせいで、肉は驚くほど柔らかくコクもある。量が少なかったらフライパンだが、めんどくさがり屋のわたしは冷凍する分も焼きたいのでいつものようにオーブンを使った。

ラザーニャの夜

日曜日は冷凍庫の整理。
いくら冷凍庫とはいえ、半年以上放っておくと味がガクンと落ちる。ゴソゴソと奥まで探してみたら、うーん、使い切らなければならないものが。それも、肉だ。仔牛と豚の挽き肉ミックス、イタリアンソーセージ、ポークチョップがひとつだけ。で、思い出したのがラザーニャ。さっそく、店に行ってラザーニャのパスタにナスとズッキーニ、それからリコッタチーズを買ってきた。おっと、それにもちろんサラダも。

土曜日は12年生の20校合同会話練習日、つまり、まだ全然採点に手がついていない。午前中にその採点を半分ぐらい済ませてから、買い物とランチ。そして、帰ってからラザーニャつくりを始めた。

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まず、鉄鍋に玉ねぎの粗みじんを炒め、ニンニクのみじん切りも加えたら、ニンニクが焦げる前にいい香りが出たところで皿にとる。同じ鍋にまたオリーブオイルを加えて挽き肉、粗く切ったソーセージとポークチョップ(骨抜き)を炒め、叩いたアンチョビを加える。そして、最後にパサータというトマトソース(トマトだけをどろりとしたソース状にしたもの)とトマト缶(トマトは粗みじん切り)を入れて、オレガノとベイリーフを加え、時々混ぜ合わせながら30分ぐらい。塩コショウして味をみたら火を止める。
その間に、塩を振っておいたズッキーニとナスの薄切りをグリルしておく。リコッタチーズには卵2個を混ぜておく。

ここまでできたら、後は順番にレイヤーを作っていくだけだ。
まず容器にオリーブオイルを塗り、トマトソースミックス、庭からむしった生バジル、ナスとズッキーニ、ラザーニャパスタ、リコッタチーズ、削ったパルミジャーノ、と順番にレイヤーにする。最後はパルミジャーノを振りかける前にモッツアレラチーズを載せてから。180度のオーブンで40−50分ぐらいだが、焼き色がついたら出来上がり。

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普通はリコッタチーズの代わりにベシャメルソースだが、アメリカ人の友達によると、リコッタを使うのはニューヨークのイタリア移民の味…らしい。

ラザーニャは冷凍もできるので、小分けにしてランチ用と忙しいときのディナー用に。つまり、空いた冷凍庫の場所は結局大量のラザーニャが埋めてしまった。