中華提灯は桃色にゆれる

まだ夏の暑いときに、10cmあるかないかの苗木を買った。固く小さなつぼみがいくつかついているだけで、その間にひとつだけ鮮やかな桃色の花が咲いていた。ハイビスカスのようにほうっておいたら2m以上になるよ、とお店のひとに言われてたじろいたが、どうしても欲しくて買ってしまったのだ。

そう言えば、となりの家のハイビスカスはもうウッソウとしていて、家の玄関の横に2mおきに三本並んでいるのだけれど、これがまたデカイ。2mおき、と言っても隙間があるわけではない。平屋の家の屋根にのっかりそうでもある。わたしがその苗木を買うちょっと前、住人のオジサンは電動ノコギリを取り出して派手に切りまくり、それを1/3ほどの丸裸にしてしまった。まだ花がきれいに咲いているのになあ、と思っていたら、もうグングン伸びて気がついたらまたもとのようにデカイ。
1年に一度はそうした余分な枝を切り払ってコンパクトにしておくと、花もたくさんつくし、茂み自体の形を整える意味もあるらしい。

20050515わたしが買った苗木はアバティロン(Abutilons)、別名「中華提灯」と言う。
あまり世話をしてもいないのに、気がついたらすでに50cmほどになって葉も多くなり、つぼみが後から後から開きだした。直径7−8cmほどの大きな花は、なるほど提灯のように下を向いて頭をたれ、風が吹くたびにひらひらと揺れる。もう少し背が高くなってくれれば花が目の位置になるのだろうが、今のところはしゃがんで顔を近づけないと花のアタマの後ろしか見えないというのが少々サビシイ。
実はこの大きな花弁、食用にもされるらしい。

農薬を使っているわけでもないので、一度まだ咲いている花をひとひらとって食べてみたら、ほのかに甘い。サラダなどにいれて目を楽しませることもできそうで、いやいや楽しみがまた増えてしまった。

 

色とりどりのダリア

庭のある家に引っ越してからどうも色々と試すことが多くなり(一度はまると飽きるまで続くので)、そうなると写真を撮って見せびらかしたくなるのは人情というもの。だから、新しいカテゴリを作ってしまった。

夏の始まりに種から植えたダリアが、花を開いている。買った袋自体がミックスカラーだったため、どの色が出るかは神のみぞ知る、咲いてみたら白やら赤やらここ何週間かの目の保養になっている。普通ダリアは球根から育てるが、マイルドな気候のパースでは種からブンブンと伸びること、伸びること。
花が咲き終わったら、掘り起こして球根をとっておけるよ、と友だちは言う。小学校のときの水栽培でダリアなんかを育てたことがあるわたしは、この育て方の違いに感心してしまった。