気軽に電話、気軽に旅行

一週間ぶりに母に電話をした。
ふた昔前には、明らかに国際電話だとわか る回線だったから、相手に自分の声が届くまでに1秒ちょっとの遅れがあった。だから、一呼吸おいて返事をしないと、いつまでも同時に話し続け、そしていつ までも同時に黙り、会話がはなはだしく難しかったものである。それが今では料金も安くなり、雑音もなくなり、まるでちょっと隣近所から話しているような気 軽さだ。
教師の仕事が今のところないので、在宅でタイのビジネスを続けていると言ったら、「それなら、xxさんのところにアソビに行けばいいのに」
わ たしの遠い従姉妹が東海岸のゴールドコーストに住んでいるのだが、これはいかにせん「ちょっとアソビに行く」距離ではない。国内線の飛行機代もばかになら ないのよ、と言ったら、今度は「電車にしなさい、電車に」。。。。。おいおい。数字でせめても拉致があかない母だが、パースからバンコクに行くのと同じく らい遠いのよ、しかも飛行機でっ、でやっと納得してもらった。

一日コンピュータの画面をにらんでいると、さすがに眼が疲れてくる。しかし、パースにいながらにしてバンコクの仕事ができるのも、文明の利器をフルに活用しているからであって、文句も言えない。
さて、少しだけデザートワインでも飲んでゆっくりするかな。

ネット初公開、がびデスク(の一部)

そりゃあ、普段のわたしのデスクは、ゆきちゃんの寝るところがないほど「仕事中」だ。

しかし、今日は違う。ちょこっと片づけたから、奥行75cm、幅180cmの平面には「見えている」ところが沢山ある。それなのに、どうしてたった今使っている書類の山のてっぺんにいるんだ。

マルメロの実

去年の同僚が立ち寄ったので、まあ軽いランチでもと思い「フリタータ」を作った。ついでに写真も撮ったので、レシピまで2年ぶりに公開。(詳しくは「がびのキッチン」でどうぞ)

お みやげに持ってきてくれたのが、なんとマルメロの実。一見「梨か?」「林檎か?」「でか檸檬か?」のようだが、このままでは食べられない。英語で Quinceと呼ばれるこの果物は香りもさわやかで、どっしりとした量感を持つが、がぶりと一口やったら大変なことになる。とんでもなく渋いのだ。

長 く住んでいたスイスでは、この木のある家の主婦は皆このQuitten(ドイツ語ではクイッテン)で、ゼリージャムを作って保存していた。手を加えること によって、この果実はいきなり輝きだす。何の変哲もないクリーム色の渋い果肉が、香り高く透明で美しいルビィ色のジャムに変身するのだ。
このマルメロで羊羹のごときペイストを作り、各種チーズに添えても美味しい。薄い薄いクラッカーにタスマニア産ダブルクリームチーズを載せ、このマルメロペイストをたっぷりなすりつけて、口に運ぶ。ああ、至福の時。

しかし、3つだけもらってもなあ。。。軽く砂糖と一緒に煮て檸檬をたら~り、のコンポートでも作るかな。