豪州現職日本語教師の机を初公開

今までここで仕事をしていたひとから引き継いだので、もちろんそのひとの書類などがまだある。壁に貼ってあるものは、はがす暇なんてないのだ。机の中ももちろんわたしに属さないもので埋まっている。だから、今のところ使える部分は机の「上」に限られている。
そんなわけで、火曜日から働き始めて木曜日の夕方にはすでにこのありさま。どこに何があるのか知っているのは、本人のみである。

もっとセックス

学校の昼休みに職員室のテーブルにあった雑誌をぱらぱらとめくっていたら、面白いものを見つけた。先進国で行われた、ここ10年間のセックス調査の結果で ある。アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアそしてラテンアメリカで、婚姻関係または同棲関係にあるひとびとの95%以上が約週2回セックス行為を営む が、同時に「もっとしたい」と望んでいるらしい。しかし、横に表示された20,000人のオーストラリア人に対する調査では、85%のひとが少なくとも週 2回を「望んでいる」が、それを実現できているのはその1/3以下とのこと。
また、65歳以上のアメリカ女性の最大の後悔とは、金銭やキャリアの 欠如ではなく、もっと沢山の恋人を持たなかったことであるという。これはまあ、男性が一生のうちに持つパートナーが10人から16人であるのに対して、女 性は2人から5人という結果が出ていることからも、当然と言えば当然である。
「もっとしたい」または「したかった」と思いながらも、ひとりではできない行為ゆえ皆もんもんと悩んでため息をついているのかもしれない。

しかし、だ。高校の職員室でこんなものを読みながら、日本語、フランス語、歴史の教師が3人、けらけら笑っていていいのかなあ。副校長まで覗きに来たのだ。
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学 校の帰りに、切らしていたオリーブを買いに行く。例のギリシャ人の店だ。種あり、種なし、穴に赤ピーマンやチリを詰めてあるもの、ハーブでマリネしてある ものなど、実に12種類もある。手前には、美味しそうなピクルスがこれも数種類。どれでもざるで好きなだけとって容器に詰めるだけだ。たとえ10粒しか買 わなくたって、文句なんか言われない。

黄色い薔薇がポストにぽつん

昨日が初出勤だが、今日は初授業だ。まだ何がどこにあるのかわからない校内で、バタバタと1日中走り回り、バカモン生徒を叱り飛ばし、書類片手に総務のひ とを探し、ホームルームの教室へ飛び込み、ついでに5時限びっちり教え、もうそれだけであっという間に4時になってしまった。
自宅に戻って門の横 にある郵便受けを開けると、わたしの大好きな黄色い薔薇が1本ひっそりと入っている。「初日、よくがんばったね!」と書いてあるメモを読んだら、その特徴 のある字から、近くに住む友達からであることがすぐにわかる。昨日電話で話したので、さっそくのオメデトウを届けてくれたのだ。
こういう思いがけなく、そしてさりげない心遣いは本当に嬉しい。