丸ごと出てきた豚の角煮に舌鼓

近くにできた居酒屋の「豚の角煮」が旨いらしい。昼がラーメンで夜が居酒屋では、まるで単身赴任中の日本人のような食生活だが、パースに戻れば「気軽に和食」と言うわけにはいかないのだ。

さて。注文した角煮は驚くほど大きい。食べやすいように切ってあるのかと思ったら、丸のままだ。500gはありそうなそれは、しかし箸をすっと通すほど柔らかい。味もほどよくしみて、甘すぎず辛すぎず。
熱燗を口にしながらひょいと周りを見ると、どうもここは仕事帰りの日本人が寄るところらしい。わたし以外は皆男性で、会社(工場)のユニフォーム姿も多い。そして、1時間あまりパートナーとちびちびやっていたら、8時を過ぎたころからかなり話し声がやかましくなってきた。隣からも後ろからも、仕事のウサばらしをする酔いのまじった声が飛ぶ。

タイ人従業員を別にすれば、東京の片隅の居酒屋かと錯覚してしまいそうな雰囲気だった。

飲茶で注文するわたしの定番

飲茶を食べにシティまでやってきた友達とその家族に合流。

週末のランチに飲茶というのは、もう万難を排して駆けつけるくらい大好きだ。何人か集まらないと色々な種類が楽しめないので、ひとりじゃ行けないし。
わたしが必ず注文する定番は、このチャイブと海老の蒸し餃子、塩コショウ味ゲソの揚げ物、そして鳥の足。鳥の足と聞いて、昔「ぎゃ」と思ったことがあったがもう今では病みつきだ。一度蒸してから豆鼓ソースで柔らかく煮てあり、筋の部分はこりこり皮の部分はふっくりとしている。ゼラチン質は、身体にもいいそうだ。

近所のベトナム辛味噌麺

5時まで学校にいたので、お腹がすいてそのままベトナム料理屋に直行。
この店は、安くて美味くて便利、と三拍子そろっている。何しろこの生存競争厳しい中華街の一角で、他の店ががら〜んとすいている時間でも、必ず誰かが何かを食べているくらいだ。

今晩わたしが頼んだのは、豚肉と牛肉入りの辛い汁ビーフン。辛くてもベトナム料理の特徴で、どことなく優しげな甘味がベースになっている。麺は平たいビーフンではなく、うどんに似た丸いものだ。そこに辛味噌を混ぜながら、そして別皿にたっぷり添えられているバジルと生もやしを時々放り込みながら、はふはふとほおばる。