イタリア料理の晩餐、翌日の飲茶

イタリア人会の裏でそっと営業していたレストランが、ビルの正面に移動して、一般にもオープンするようになった。ここ2−3年、月変わりでイタリアの地域料理のフルコースを提供したり、地元の引退したオペラ歌手の歌が披露されたりと、パースでも話題になっていたレストランだ。

わたしもオーナーと顔見知りになるくらい通いつめたが、今回は久しぶりに「地域料理フルコース・ディ」以外のアラカルトを楽しんできた。

タスマニア産サーモンのカルパッチオから始まって、クルミとチーズのアニオロッティ(写真)、そしてウサギのロースト、レモンとローズマリ風味。そして、とどめのデザートは温かいザバイヨーネ・クリーム。
こういったかなり脂っこい食事をすると、胃にアブラの壁が出来てしまうせいか、ワインもどんどん進んでしまう。食事中はあまり気がつかないのだが、その効果は翌日に「頭痛」と「胃もたれ」となって表れる。つまりは、二日酔いだ。
普通は食事くらいで二日酔いになるわけがないのだが、そのあと「もう一軒行こうよー」の声とともに総勢六人でパブに繰り出しちゃったからいけなかった。

ところが、昨日一日釘を脳天に打たれるような頭痛に息も絶え絶えだったわたしに、友達が電話をしてくる。
「お昼は、飲茶に行こうよー」
聞けば、前日イタリア料理で一緒だったヤツラが全員参加すると言う。あれだけ食べて、1時まで飲んで、翌日の昼にはもう飲茶に舌なめずりができるなんて、一体どんな胃袋をしているんだろう、オーストラリア人は。

 

牛肉炒め御飯に隠れる生卵

採点と成績簿のつけ方が変更されたため、各々生徒の成績簿へのコメントを詳しくしなければならなくなった。色々不満もあるが、仕方がない。
年度末の忙しさにさらに拍車がかかった。
食事に時間をかける暇がなくなり、必然的に外食に偏り勝ちになる。外食の難は、ほとんどの店の塩分が多いことだ。夕食が毎日これだと、次の日確実に手足と顔がむくんでしまう。よくないなあ、と思いながら、今晩もお気に入りの中華一膳飯屋へと向かった。

何の変哲もない「牛肉と野菜のオイスターソース炒め」に見えるが、実はこの野菜の下に隠れて御飯に丸く窪みがあり、そこに生卵が落としてある。野菜をかきわけて卵を見つけ、かしゃかしゃとかき混ぜて食べるのがとても美味しい。
子供のときの素朴な「卵かけ御飯」から始まって、わたしはやっぱり生卵が好きなんだなあ、と実感。

上はちょうど運ばれてきたとき、下の写真は生卵発見のとき。

「鴨の砂肝」ぶっかけ飯

明日の準備をしていたので、帰宅が遅くなってしまった。こういうときは、歩いて行ける近くの中華バーベキュー屋でぶっかけ飯がいい。

いつものメニュウ(叉焼、中華風ロースト、モツなど)なのだが、今日は鴨の砂肝がウィンドウに並んでいたのでそれも添えてもらう。と思ったら、なんだかそれがメインのように沢山乗っていた。鴨の砂肝は、鶏のそれに比べると3倍ほどの大きさだ。鶏よりはるかにこってりとして少々固いが、五香粉が効いていて美味しい。鴨の香りもふんわりとする。

一膳飯屋は食器もテーブルも椅子もプラスティックの安物、お世辞にもきれいとは言いがたい。だがいつ行っても、中国人のオジサンオバサンがサンダル履きでローストを買いに来たり、新聞を読みながら大盛りぶっかけ飯をかきこんでいる。