鳥肉の照り焼き丼

今晩の食事は「鳥肉の照り焼き丼」。

木曜日にまた8年生日本語クッキングの授業があるので、その実験である。前回の「バナナ巻き」の材料だった蜂蜜が大量に余っていたのを、砂糖の代わりにできないかな、とふと思ったのだ。加えて、ショウガをけずったり切ったりは12歳には少々むずかしい。瓶にはいった粉末ショウガを使ったら味はどうなるか、ということも知りたかった。時間もきちんと計りたい。

結果はまあまあ、味のほうもまあまあ。焦がさないようにするには油を少々多くして、中火から弱火にすればよいこともわかった。
何だかものすごーく甘いが、オーストラリア風になっちゃった中華料理というものもかなり甘ったるいので、こちらの子供たちは気に入るだろう。
本当ならこれに焼きネギでも加えたいところだが、1時間の授業で終わらなくなってしまいそうなので、鶏肉だけ。ご飯も授業前の早朝にといでおいて、家庭科のセンセイにスイッチだけ入れてもらうようにした。授業前に炊き上がっているだろうから、少しは楽かもしれない。

何しろ、22人の生徒に料理を全て「日本語」で教え、自分も料理して見せ、彼らを手伝い、写真を撮り、後始末までチェックして、宿題も出さなければならないのだ。大変なクラスを引き受けちゃったなあ、とため息も出るが、実はこういう新しいプロジェクトを長期間できるのは、資料としても貴重だ。

昼下がりのワインに

パースで大学院に通うみずさんが、お茶に寄ってくれた。

電話があってから、すぐにアフタヌーンティー用のケーキを買いに出かけたのだが、普段は日曜も開いている美味しい店が休みだ。それならどうせ休みなんだからと勝手に理屈をくっつけて、急遽昼下がりのワインとスナックに。あり合わせのものばかりだが、白ワインにはよく合う。
わたしのアパートはセキュリティゲートがあり、客はそこからアパート番号にインターフォンをかけて鍵を解除してもらわなければゲートは開かない。
ところが彼女はいきなりわたしのアパートのドアを叩いた。あれ?と思ったら、どうもアパート番号を忘れてしまったようで、ゲートを登って無断侵入してきたのだと言う。歩行者のいないのを見計らい、サンダルをそっとゲートの下から内側に押し込み、裸足でえいっとよじ登る身軽で小柄な日本人女性ひとり。

話を聞いて、盛大に笑ってしまった。すんません。

トルテリーニのクリームソース

脂肪分の極端に少ないクリーム(脂肪3%以下)というのが、こちらではスーパーでも手に入る。それを使って、今晩はトルテリーニのソースを作った。

マッシュルームと玉ねぎを刻んで炒め、白ワインを入れて半分になるまで煮つめる。ついでに少々くたびれたホウレンソウも刻んで入れた。それにスープとクリームを加え、茹でたトルテリーニにさっとかけて出来上がりだ。
見た目は普通の脂肪分40%以上のクリームとさして変わらないが、味は少々さらっとしている。これなら胃にもたれる心配もないのが、嬉しい。
しかし、さらっとしているからまあいいかと残りの白ワインを開けてしまったので、「低カロリーディナー」のモクロミは泡と消えた。