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フランス語なまりはカワイイ

英語のsheetやpieceなどのように「イー」と長音になる母音がないフランス語。
このふたつの言葉を英語で 言うと「イ」になっちゃうことが多い。つまりどちらもいきなり「罵り言葉」になってしまうのだ。

日本語の発音にsiがなくて、「ベビーシッター(Babysitter)」をカタカナ英語で言うと「赤ちゃんのウンチたれ」になってしまうのと同じで、昨日フランス語教師たちと大笑い。

それにしても、「フランス語なまり」というのは聞いているととても可愛らしく聞こえるらしく、それを聞いた英語人が必ずもらす感想でもある。
フランス語の発音には口をとんがらすものが多くて、要するに日本でも一時かなりモノマネされていたフランソワーズ・モレシャンのような発音になる。フランス語なまりだと、英語を話してもドイツ語を話しても同じように受け取られることが多い。かわいい、かわいい。

それに、Hは読まないので、昔日本で知り合ったフランス人女性は「ホンダ」とか「ホンコン」という名前を言う時には、「意識して息をはかないとHがでてこないのよ」とため息をついていた。気をつけないと「オンダ」と「オンコン」になってしまうからだ。英語人たちに言わせると、それも「かわいい」のだそうだ。

いや、それを言ったら日本人だって [huh]の発音ができない。意識して息をはかないと [fuh]になってしまう。日本語にはFの発音の「フ」しかないからだ。
つまり、英国のサッカー場で暴力行為を働く集団を指す「Hooligan」という言葉は正確にはフーリガンではない。日本語の「ハ」の発音の形のままで口を大きく開け、「フ」と「言おうとすると」かなり近い発音になる。

日本ではよく使う「ホーム」という発音も、英語では全く違う。やはり前例のように大きく口を開けて「ハ」の発音をいうときのようにしてから、「ホ」と言う。どちらかというと「ハォ−ム」だ。

ただし、悲しいことに、「日本語なまりの発音はカワイイ」と言う英語人には会ったことがない。どこが違うのかねえ。

 

 

4件のコメント

  1. はじめまして。
    フランス語ではHを発音しないため、外来語や外国の地名・人名のHも読まないのが普通ですが、中国の地名や中国の方の名前を言う時はHを発音するみたいです。「Hong Kong」はHを読まず「オンコン」(元イギリス領で広東語由来で英語経由?)だけど、中国本土の地名はHを発音するみたいです。『ロワイヤル仏和辞典』でHainan(海南)、Heilongjiang(黒龍江)などの中国の地名は発音記号に/h/が書かれていたので、本当にHを発音してるのかユーチューブで聞いて調べてみたら、だいたいはHを発音してました(中にはHを読まない人もいましたが)。
    同じニュースでヒラリー・クリントンは「イラリー・クリントン」と発音し、胡錦濤(Hu Jintao)国家主席は「ホゥー・ジンタオ」と発音してました。
    ちなみに中国語のピンインのHの音はドイツ語のCHやスペイン語のJと同じ音です。フランス語ではRをのどの奥で発音するから、似たような感じでのどの奥から出す中国語のH音はフランス語話者にとって発音しやすい音なのかしら?

    1. こんにちは。
      中国の地名のことは知りませんでした。
      Hは読まないのが普通ですので、海南や黒龍江などのあまりフランス人に馴染みのない地名を、皆が普段正確に発音しているのかどうかは少々疑問ですが。

  2. スペイン語のJなどの無声軟口蓋摩擦音(発音記号では[x])はフランス語にない発音ですが外来語では取り入れられているようで、たとえばスペインのダンスの「jota」やスペインのスポーツの「jai alai」はフランス語でも「ホタ」「ハイアライ」と発音するようです。中国語のHもこれと同じ[x]の音ですから。

    マカオの近くにある「珠海/Zhuhai/ヂューハイ」という町に関するフランス語の動画です。よかったら聞いてみてください。ZhuhaiのHを発音しています。
    https://www.youtube.com/watch?v=DkvUPJRBv8U

    また、台湾の地名もHを発音するみたいです。下記のニュースでは台湾の都市「花蓮/Hualien/ホワリエン」が出てきます。でも香港はあくまでもHを発音せず「オンコン」と言ってます。
    https://www.youtube.com/watch?v=Nioc7t_55ns

    香港などフランス人に古くから知られている地名は慣用があってHを発音しなくて、比較的新しく知られた地名のほうがHを発音するんじゃないかしら?上海はフランス語でShan-ghaiと音節を区切って「シャンガイ」と発音してます。黒龍江はイコール アムール川で、フランス人にもなじみがあると思いますよ。フランス語では「Amour」とつづり、愛のamourを連想させます。

  3. こんにちは。
    華僑・華人向けの「新唐人テレビ」のフランス語版のニュースで、鳩山由紀夫元総理大臣のことを「ユキオ・アトヤマ」ではなく「ユキオ・ハトヤマ」と発音してました。→https://www.youtube.com/watch?v=yU5jQ3rQPgE
    でも、フランス語では一般的に日本の人名・地名などを言う時、Hは読まないらしいです。ヒラリー・クリントンを「イラリー・クリントン」と発音してたのも新唐人テレビで聞いたと思います。新唐人テレビは華僑・華人向けだから、身近な東アジアの人名を原音に近いように発音しようというのがあるのでしょうね。
    シャルリ・エブド襲撃事件の犯人にHayat Boumeddieneという人がいて、日本のメディアの多くは「ハヤト・ブーメディエン」と表記していますが、フランス語のニュースではみな「アヤト・ブーメディエン」と発音してました。彼女はアルジェリア系の人で、「ハヤト」という名前はアラビア語に由来するもので、アラビア語ではHを発音します。ロシア語でもアラビア語の発音を優先してHを発音するものとして転写しています。

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