Sue Lewisの至福のチョコレート

パースで「Sue Lewisのチョコレート」と言ったら、「あんなに美味しいチョコレートはない!…高いけど」という答えが返ってくることが多い。
その名高いショコラティエの店は、わたしのお気に入りのレストランPetitionが入っているState Buildingの表の地下にある。ビル自体は重厚で歴史的な建物だが、小さくて目立たないし、外に何も飾りのない看板がそっけなく置いてあるだけなので、気をつけていないと通り過ぎてしまいそうな店だ。

スー・ルイスのチョコレートは甘みを極力抑えていて、オーストラリア人の砂糖をどっさりいれたお菓子の好みからすると、異端のチョコレートと言えるかもしれない。それでも彼女がショコラティエとして有名なのは、そのハーブや果物などの新鮮な材料との組み合わせ、そして全く防腐剤を使わない手作りの姿勢にあるのかもしれない。

今回買ったのは、カルダモンと薔薇の花びらのホワイトチョコレート、そしてチリとカカオフレークのダークチョコレートだ。

白いチョコレートは赤い薔薇の花びらが映えて美しいし、歯ざわりもいいわたしの大好きな1品。そして、普段あまりダークチョコレートは食べないのに、この舌にぴりりと来るチリが楽しくて今回もまた買ってしまった70%カカオ入りのダークチョコレート。

もうひとつわたしの目を引いたのは、丸いブラウニー。

こちらは中にプラリネチョコを入れて焼き上げ、上には塩味ピーナッツが散らしてある。ダークチョコレートとこのピーナッツの塩味が何とも言えない風味で、ねっとりとしたカカオの香りとともに、ああ、至福の瞬間。

どれも防腐剤を使っていないので「早めにお召し上がりください」と念を押されたが、3日と立たずにすっかりわたしの胃の中に収まってしまったのは言うまでもない。

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