がびのテラス - 軽妙にして辛辣、独断にして優雅に

スビアコの週末マーケット

日曜日になると、週末マーケットに出かける。
スーパーで整然と包まれ ているシナシナしている野菜や果物と違い、ここのは客の呼び込みに忙しい中国系野菜売り場のひとたちと同じように、元気がよくて生き生きとしている。ひと つ手にとると、「それそれそれ、美味しいんだから。1kg2ドルっ。甘いのは保証付っ。ささささ、食べてみてたべてみてっ」と鼻先にぶつ切りにしたばかり の柿がつきつけられる。大きなミカンにそっと触れるとまた「それそれそれも美味しいっ。ここにあるから、試食試食っ。」とまたもやみかんの大きな房がつき つけられる。

いつも「明日と明後日食べる分だけ買おう」と勇んで出かけるのだが、結果は重い袋をいくつも提げての帰宅となってしまうのだ。

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