タスマニアへ:ビチェノに向かってひたすらデコボコ道を辿る

4月18日(月)
昨日はポート・アーサーのゴーストツアーで、モーテルに戻ったのが10時過ぎ。1日じゅう歩きまわったせいで、足が棒のよう。疲れきってベッドに倒れこんだら、もう朝までぐっすりだ。ベッドが変わると寝られないと言いながらも、これだけ疲れると夢さえみない熟睡だった。

朝はまた荷造りをして、近くのラベンダー農場のカフェで朝食。何でも中国人の女優がラベンター入り「紫色の」クマのぬいぐるみを「大好き!」とFacebookで紹介してから、中国では爆発的人気を呼んだという。タスマニアでの数日間、アジア系の顔の団体客はそのほとんどが中国人という経験をしているので、昔は日本人だったアジアからの観光客が今では中国人に取って代わられているのだなあと実感。観光客の行きそうな場所には、必ず中国語表記がある。
わたしは、タンスの引き出しに入れるラベンダー入り匂い袋を購入。

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さて、今日から北上開始。タスマニアン・デビル見学のナイトツアーがあるのはビチェノの小さな町。きちんと舗装された道があるが、上の地図を見てもわかるように、大きく左に迂回している。この部分に直線の道はないのかと思ったら…あった。

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コッピングからオルフォードまで、もはや地図を拡大しないとわからないほど狭い道が灰色で記されている。別に急いでいるわけでもないので、またもや予定変更、田舎の村々を巡る一本道をたどることにした。
そして期待した通り舗装していないデコボコ道に、ちょっと話をしようとすると舌を噛みそうになる。

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もちろん牛と羊はまたも大量に散らばっている。「めええ」と「もおお」。

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で、橋だって木製だ。

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そして、また時速70キロの標識があるが、こんな細くて対向車が来たらそろそろとすれ違わなければならない道で70キロ出せるわけもない。地元のひとで慣れているなら別なのだろうけど。つまり30−40キロでノロノロと進むので時間もかかり、そして…飽きてきた。音楽をかけて踊ったり歌ったりしてみる。田舎のひなびた風景に全く似合わない車内の騒ぎである。窓はピッタリ閉めていたけれどね。

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ようやくオルフォード到着。ここからは舗装された道のりだ。今までも村ごとに小さな教会があったが、ここの教会は大きい。墓地も整頓されていて、1900年代初頭の百年ほど前の墓が多い。

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美しい入江を見ながら北上中。

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舗装道路になってからの海岸線は美しい。途中のRocky Hillsあたりで降りて写真を撮ったがあまり天気がよくない。雨こそ降らないが雲が多く風が強い。外に降りて写真を撮るだけでヤマンバのように髪の毛がザンバラになってしまった。

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タスマン海をこのままずっと泳いで行けば、ニュージーランドにたどり着ける。いや泳いだら死ぬよ、この荒波と寒さで。

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彼方に見えるのはフレイシネ国立公園。行きたかったけれど、ここで1日潰すわけにもいかず、またひたすら北上してSwanseaに到着。いくらなんでも少しは休んでランチもとったほうがいいと、最初にあったレストラン(というより持ち帰り用食事の小さなカフェ)に飛び込んだ。

申し訳ないが、生ガキ以外は値段が高いわりに美味しくなかった。車で止まる観光客用の店かもしれない。

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特にひどかったのは、わたしが注文したタイココナッツカレー「もどき」。

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ココナッツミルクに魚の切れっぱしとエビをつっこんで、塩コショウしただけと思われる。不味い。だいたい「カレー」がなんでこんなに白いんだよ。カレーの味など全くしない、タイカレーと名前をつけるのも不届きな珍妙料理。ただしあまりにも疲れているので文句をつける気力もない。
Swanseaを出てしばらく行くと、また羊と目が合ってしまった。めええ。タスマニアは実に羊が多い。

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ようやく着いたビチェノのモーテルは今年オープンしたばかりの新しいキャビンが立ち並んでいて、清潔で設備もいい。今回泊まったホテルの中ではダントツだった。

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少しだけゆっくりしてから…と思ったが、結局ぐっすり1時間ほど昼寝(というより夕寝)をしてしまった。これからまたもやナイトツアーだ。そのために来たビチェノである。まだ一度も見たことがないタスマニアデビルの生態が見られるツアーなのだ。

 

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