タスマニアへ:フェリーで行くブルニー島

4月15日(金)
いつもは不眠症一歩手前のわたしだが、休暇となるとグッスリ寝られるのはいつものこと。早朝からトーストと珈琲の朝ゴハンまでしっかり食べて元気に出発。

2日目は南極に1番近い最南端の島、Bruny Islandだ。ケッテリングというホバートから車で40分ほどの港に行き、車ごとフェリーで島に渡る。1時間毎に出ているというので、10時のフェリーに15分ほど早く着いた…が、何と10時は満車だと言う。結局3列まである順番の列の1列目3番車となって車をそのまま駐車し港のカフェに入った。

小さな港には沢山のヨットが。

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珈琲を飲みながら待つこと45分ほど。やがて、フェリーが見えてきた。これに車ごと乗って島に向かう。乗っている時間は約15分ほど、往復で約3500円。

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フェリーでは誘導されて、そりゃもうギッチギチの10cm間隔で車を停める。「近すぎるよー」というアラームが車内で鳴り始め、前の車にぶつからないかとヒヤヒヤしてしまった。

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15分などというのはあっという間で、車から出て雄大な景色を見ているだけですぐに着いてしまった。さて、着いたらすでに11時過ぎ。小腹もすいてきたことだし、ともちろん最初に止まったのはコチラ。生ガキ養殖場の売店だ。

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中国語の看板も見えて、中国人の観光客もいるらしい。…と思ったら、なんとわたしの車の後ろからは2台の大型観光バスが。その後も色々な場所で中国人の観光客にはかなり頻繁に会ったので、どうやらタスマニアには日本より中国から訪れるひとのほうがはるかに多いらしいということがわかった。

まだまだ空いているが、この後にどっと中国人観光客が押し寄せて、生ガキをこじ開けるオバサンの手作業が間に合わないくらいだった。

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これが、その場で開けてくれる生ガキ、1ダース12個で1700円ぐらい。レモンをたらして口に流し込む。ああ、美味しい!

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忙しいひとにはなんと、マクドナルドのようなドライブスルーまである。しかし、こんなのどかな島で車から降りるのを渋るほど忙しいひとなんかいるのかね。

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「おやつの生ガキ」を食べて、干潟を見ながら海岸沿いに車を走らせる。

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ほどなく着いたのがThe Neck Lookoutと呼ばれるブルニー島の「首」の部分。高台からは一気に左手のアドベンチャー湾と右手のイスマス湾が望めるので、さて昇るかと麓の20段ほどの木製階段を上がって見上げると…。

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えっ。
こ、こんな階段を上がったら「行きはヨイヨイ、帰りは膝ガクガク」で恐ろしくてとてもじゃないが登りきれそうもない…というわけで、そのまま回れ右をしたらそれでも美しい景色が広がっていた。ついでに隅っこで飛んでいた鳥まで記念撮影。

necklookoutそのまま、アロナを通りすぎて島唯一のワイナリーBruny Island Premium Wineへ。ここは世界最南端のワイナリーとして有名だ。友だちの同僚の妹が経営していて、「タスマニアに行くならぜひ寄って来てね」とのこと。ここら辺一帯は4月末からは閑散期の冬場は全て閉まっているので、ちょうどラッキーな直前の時期だった。

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bruny_wine2ワイン試飲のカウンター。看板の後ろの壁は飾りではなく全てワインの瓶底を使った模様になっている。

2016-04-15 12.58.42 copy試飲して美味しかったので、2012年のリースリングを1杯と季節のシーフードを使ったチャウダーを注文。ここのチャウダーはタスマニア名物のカキと帆立貝が山程入った濃厚なスープで、とびきり美味しかった。普通ならあっさりとした味のチャウダーだが、ここのは生クリームも混ぜてあってねっとりとしている。フルーティーなリースリングにとてもよく合うランチとなった。

こちらはワイナリー近くのアポロ湾沿いで見つけたかわいい郵便箱の群れ。一軒一軒がとても離れて立っているので、郵便局の配達はここにまとめて来る という。タスマニアの田舎ではこういう道端に並んだ郵便受けをよく見る。自分の家のものがすぐわかるようにカタチも色も様々だ。

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帰り道では羊とよく目が合い、それならばと1枚写真も撮った。めええ。普段はモコモコの羊毛に覆われているのに、夏の終わりに毛を刈られてしまったらしく皆さんハダカんぼ。しかし、タスマニアは羊だらけだ。もしかしたら、ニンゲンより羊の数のほうが多いかもしれない。

mee帰り道、昼間通った道沿いから見える、すでに雲が立ち込めた夕方のタスマニア本土。

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フェリーに乗って、ブルニー島への1日ツアーは終わりを告げた。運転距離にしてホバート出発から戻るまでで150キロほど。島自体は小さいし、半分は森なので西側しか開拓されていない。公道は1本のみ。それでもアスファルト舗装していない道が半分ほどある。

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住みたいとは思わないが、あと1週間ぐらいゆっくり回って歩いてみてもいい。ただし冬は、雪こそ降らないけれど厳しそうだ。

夜ホバートに戻ってからの食事については、次回の記事で。

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