がびのテラス - 軽妙にして辛辣、独断にして優雅に

豚肉とピーマンのごまみそマヨ炒め

実家に戻るといつも「飯炊きババ」になったような気分。
でも昔書いたことを読み返していると、母が元気だったころには実に何もしない娘だったことがわかる。帰国するたびに母の料理を楽しみにしていたことがわかる。

80の声を聞いてから段々と料理をつくることが億劫になってきた母に代わって、帰国するたびに料理をつくるようになった。どちらかというと洋食のほうが多いわたしだが、実家で料理をするときはほとんど和食だ。というより、「白いご飯のおかず」だな。

今晩は冷蔵庫のチルド引き出しに残っていた豚肉のこま切れとピーマンを使った。
日本のピーマンは薄くてパリパリしていて、炒めものにとても良く合う。オーストラリアのものはゲンコツ以上の大きさで皮も厚く、このパリパリ感が出ない。歯ざわりを重視すると生焼けだし、炒めすぎてしまうとクッタリとしてしまう。だから、イタリア料理の前菜に使うようにグリルにして皮を剥き、くったりしたヤツをオリーブオイルに漬けたりする。

豚肉は食べやすい大きさに切り、塩と酒を振って片栗粉をまぶしておく。フライパンに油を熱している間に、ピーマンを乱切り。強火で豚肉を炒めている間に、味噌、醤油、みりんを合わせておく。ピーマンを加え、火が通ったら合わせソースを振りかけてざっと炒め、最後にすりゴマとマヨネーズを加え、最後にいりゴマをパラパラと。

母の高血圧を考慮して薄味だが、ゴマとマヨネーズのおかげでこってりといい味に仕上がった。

 

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