がびのテラス - 軽妙にして辛辣、独断にして優雅に

これってワタクシの撮った写真では? …その後

丸1日たっても何の音沙汰もない。何の音沙汰もないが、Facebookのアカウントページは更新されている。つまりわたしの投稿には気づいたということだ。
業を煮やしたわたしは、またもSTROGOFF DIRECT HOMEに写真削除願いのメールを送った。Facebookにも再度投稿した。シロウトだからと無視されてはたまらない。

そして昨日の晩、メールが来た。

reply

Gabyさん、
貴方のものである写真が偶然に使用されていまして、申し訳ありません。すぐに画像を削除しました。残念なことになぜこんな間違いが起きたのか分からないのです。すみません!

 

実はわたしの2度めのFacebook書き込みは「わたしの写真が使われているのがわかりまして…」という丁寧な言い方ではなく、「この会社は…」という糾弾になっている。公開投稿なので、誰もがそれを見ることができる。いや、「できた」と言うべきか。その投稿は現在全て彼らのアカウントページからは削除されている。残っているのは、わたしのアカウント上の「ログページ」のみだ。

最後の投稿のきつい口調に驚いて対処した、というほうが適切かもしれない。わたしは「オランダの著作権関連の当局に連絡する」とまで書いているのだ。

「偶然に」という言い方には苦笑するしかないが、ともあれわたしの写真はその会社のサイトから削除された。友達によると、「案外ほんとうかもしれないよ、だってそういう会社はHP制作会社から写真も準備してもらっているんじゃないかな」とのこと。うーん。そうだろうか。それなら、「HP制作会社の手違いで」と書けばすむことだ。

わたしは「たかがシロウト」だが、それでも自分のモノを無断で使用されて、しかも「その無断で使用した会社のほうが」自分たちの著作権を写真に貼り付けているのは、偶然だろうがわざとだろうが到底許せないし、許してはいけないと思う。

このメールを見たとき、英語のAccidentally on purposeというイディオムを「偶然に」思い出した。「偶然に見せかけて実はわざと」という意味だ。

今回のこのふたつの小さな事件がもう二度と起きないことを願っている。そして、ふたつの店がこれに懲りてもう少し慎重になることも。

 

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