がびのテラス - 軽妙にして辛辣、独断にして優雅に

マンモス(2006)

明けましておめでとうございます。
不定期更新ですが、これからもどうぞよろしくお願いします。

さて、日本への正月一時帰国中、ぽっかり空いた午後に母とテレビでたった今見た映画。

まず、マンモスって言われてもなあ…毛もないツルツ ルで迫力に欠ける。動きもネジ回しのおもちゃぐらいで、全く臨場感ナシ。第一マンモスって象と同じ大きさじゃないでしょ。特撮用の予算が足りなかったのか、「マンモス」という題名のわりには登場が異常に少ないし。予告編が一番ドキドキする。

それに、政府はFBI捜査官をたった2名送り込んだだけで、宇宙生命体の乗り移ったマンモスを殺せ、できなきゃ町を爆破するとさ。何という発想の斬新さだ。

途中の展開もコメディーなのかホラーなのかパパと娘の感動ドラマなのか怪獣映画なのか、判断が難しい。あまりにも詰め込みすぎていて、何だかよくわからん。ヤケクソなのかね。

結末も「えーウソでしょ」なんだが、まあ、B級映画だと思って見れば楽しい。あまりにもバカバカしくて楽しい。

しかし、わたしの中のトム・スケリットさんは、あのトム・クルーズの「トップ・ガン」で教官役をしたときのキリリとカッコイイ中年が目に焼き付いていて、まだまだカッコイイんだから(この映画当時73歳)こういう役やらないでもいいんじゃない?というのがオマケの感想。

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