ポルチーニのファルファーレ、リンゴとほうれん草のブルーチーズサラダ

あまりにも疲れて何にもつくる気がしない。そしてそういうときににはパスタだ。そうだ、パスタをつくろう。

まずMadeleine Peyrouxのアルバム Half The Perfect World をセットして、最初の曲 I’m All Right を聴きながら「そうだ、疲れていたって大丈夫だよ」とつぶやきながら、大鍋に湯を沸かす。

その間に、パントリーから乾燥ポルチーニのパックを出し茶碗のぬるま湯につけて戻す。ポルチーニというのは、イタリア料理でよく使われる香りのよいキノコの一種だ。最近では近くのイタリア食品店でたまに乾燥モノが買えるので、キッチンの食品貯蔵庫にはいつも常備している。乾燥しいたけと同じく、戻して使えるので重宝だ。

サラダは、湯を沸かしている間にささっと作ってしまう。サラダ用の柔らかいほうれん草を洗い、食べ残しのリンゴ半分をマッチ棒のように細く切り、ブルー チーズをちぎり、ハーゼルナッツをいくつか 重い石モルターに放り込み、ペストルでガンガンとつぶして、サラダに加える。ブルーチーズがかなり強い塩気と深みを与えるので、塩コショウは必要ない。エ クストラヴァージン・オリーブオイルとレモン汁を食べる直前に回しかけて、ざっと混ぜ合わせる。

applecheesesalad

湯が沸いたら、ファルファーレ(イタリア語で蝶々の意味)を茹でる。リボンのような形をしているので日本ではリボンパスタと呼ばれるらしいが、英語だとBowtie Pasta(蝶ネクタイ・パスタ)だ。国によって呼び方が変わるのも面白い。

パスタを茹で始めたら、ソースをつくる。オリーブオイルをたっぷり熱し、つぶしたニンニクを加え、香りが出たら戻したポルチーニを炒める。白ワインを振りかけ(ついでに自分のためにもグラスに1杯用意し)タイム、赤唐辛子を刻んで加え、あとはブレンダーでポルチーニの戻し汁とともに一気にクリーム状にする。塩コショウで味を整えて、茹で上がったパスタと混ぜて出来上がり。あとは、ぱらぱらとイタリアンパセリとコッテージチーズ少々を散らすだけだ。
そりゃ生の新鮮なポルチーニに比べるべくもないが、乾燥モノでもかなり馥郁たる香りがただよってきた。

bowtieporcini

あっと言う間の晩ゴハン作りだが、昼間のストレスから離れて全く違ったことをしているうちに、だんだんと気分が落ち着いてくる。気分転換で空腹も満たされるのだから、まあ一挙両得というべきか。

 

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