刺身用スルメイカとルッコラのフェトチーネ

お昼に友達と待ち合わせて、海南チキンライス
これはこれで美味しいのだけれど、ゴハンがちょっと多すぎて半分しか食べられない。その後で珈琲を飲んで少しおしゃべりをしてから日用品の買い出し。トイレットペーパーに歯ブラシ、それからシャンプーもティッシューもあと少ししかないし…と結局いつも行く食料品マーケットだけでは足りないモノが多く、ショッピングセンターへ。

「なんで通りすぎるのよ〜う」と、ヒラヒラと手を振りながら叫んでいるのは魚屋のカレン。笑顔のところをみると、今日は機嫌がいいらしい。喜怒哀楽の激しいひとなので、今日は機嫌がいいか悪いか遠目でもハッキリわかる。
「あなたのために新鮮なイカが入っているのよ。刺身にもできるわよ」と、なんだか嬉しそう。氷詰めの大型発泡スチロール箱から出てきたのは、いや大きい。足も入れたら全長80cmほど。こないだ買った冷凍イカの2倍はある。日本の業界では「まついか」と呼ぶ、スルメイカそっくりの西オーストラリア近海から捕れたもの。新鮮そのもの。
「買う買う買うっ」
ということで、約2100円。刺身にしようかなとも思ったけれど、さっと炒めるだけにしてパスタと和えるのもいい。決めた。

ikaフェトチーネは、生の冷蔵モノを買ってきた。イカスミ入りの黒いのもいいが、ちょっとくどすぎるので、普通のフェトチーネに。

まず、イカの処理。ソロソロと足を抜くと、ああ、やっぱりイカスミがない。カレンに言わせると、「敵が(つまり漁師の網が)来ると、スミを吐いちゃうイカが多いからねえ。入っていたらラッキーと思ってね」
そう言えば、過去のイカスミ入りの確率は半々だった。

このイカではリングにしたら直径10cmぐらいになってしまうので、皮を剥いて切り込みを細かく入れてから短冊に。これでイカは準備完了。

まず、大鍋に湯をぐらぐらと沸かし、塩をひとつかみ。グラグラしてきたらトマトを放り込んで1分。取り出してから、火を弱くして待機。生のパスタは1分で茹であがってしまうのでその他の調理が先だ。

取り出したトマトを剥き、サイコロに切る。レモンは皮を削って汁を絞る。ニンニクと赤唐辛子をスライスし、生食用ルッコラは洗ってザルにあけておく。こういうシンプルなパスタのときは、ルッコラのゴマ風味のように強い香りと味の葉がよいう似合う。いつも両手に抱えるぐらい大量に買うが、熱を加えるとかなり減る。

ika_pastaいつもと同じスタイルで調理するつもりだったが、ふと「刺身用イカ」であることを思い出して少々手順を変えた。ソースとイカは別々に炒めよう。

イカには少々のオリーブオイルと赤唐辛子とニンニクのみじん切りを混ぜておく。
そして、オリーブオイルを大きなフライパンに熱し、ニンニクと赤唐辛子を放り込む。香りがたってきたら、ワインとトマトとレモンの皮を加え塩コショウして強火で1−2分。中身を別の更にあけ、フライパンをざっと洗ってから、また新しいオリーブオイルを熱する。

つぎに、強火でイカを炒め丸くなって切り込みが見えてきた時点で、皿に入れておいたソースを加えてざっと混ぜ合わせる。イカは新鮮なのでざっと火を通すだけ。
グラグラと煮えている湯を強火にして、フェトチーネを茹でている間にフライパンの火を止め、ルッコラを放り込んでざっと混ぜる。

フェトチーネはすぐにざっとザルにあけ、まだ水のしたたっているそれをフライパンに。レモン汁をかけてオシマイ。下ごしらえに多少の時間はかかるが、それでも30分ぐらい。調理が始まったら5分もかからないので、手順が大事だ。

刺身にしてもいいイカをさっと炒めただけなので、まだ柔らかくプリプリとした食感がたまらない。レモンとルッコラの風味で和えただけのシンプルこの上ないイカのパスタだ。

 

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