がびのテラス - 軽妙にして辛辣、独断にして優雅に

チキン・ファヒータにかぶりつく

ファヒータ(Fajita)はスペイン語で牛肉のハラミ部分のことだ。
メキシコ料理の店でおなじみの料理も同じ名で呼ばれるが、実はこのオリジナルはアメリカ料理らしい。アメリカのメキシコ料理店が供したのが始まりだと言われている。

今日はどうしても使い切ってしまいたい鶏の胸肉があったので、冷蔵庫に何か合う野菜はないかなと探したら、赤ピーマンと玉ねぎ。それにランチのために買っておいたレタスとトマトとアボカド。これを使ってチキンファヒータ(もどき)と行こう。

まず鶏肉を短冊切りにし、パプリカ・クーミン・チリパウダーをレモン汁とオリーブオイルで和えてからめ、塩コショウして20分ほど置く。その間に付け合せのグアカモーレを作る。グアカモーレはメキシコ料理定番のディップだが、わたしはどちらかと言うとアボカドの形を残したほうが好みで、それに合わせてトマトもコロコロに切り、香菜をざく切りにし、レモン汁とオリーブオイルをざっと混ぜる。チーズは荒くおろし、レタスはざく切り。

庭のバーベキュー台に火をつけて鶏肉をじゅうじゅうと焼いている間に、冷凍庫のトルティーヤ(平たいパン)を解凍し、玉ねぎと赤ピーマンを短冊にしてこれもバーベキュー台の鉄板へ。

fajita出来上がったら、好みの材料を好みの量だけトルティーヤの上に置き、グルグル巻きにして豪快にかぶりつく。サワークリームをたっぷりかけるのが普通だが、できあがってから冷蔵庫に買い置きがないことに気づいた。それでも、鶏肉は下味がしっかりついていて柔らかく、サワークリームなしでも申し分ない。冷めても美味しいので、残りは明日のサラダに持って行くことにした。

 

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