がびのテラス - 軽妙にして辛辣、独断にして優雅に

天井から水漏れが始まった

天井からポタポタ水が垂れる図なんてのは、いやにみすぼらしいものだ。ましてや、バンコクを立つ前には何ともなかった場所に大きなシミと大きな穴があって、床のバケツにポチョンポチョンと水が溜まっていく様はあまり気持ちのよいものではない。
自宅マンション、玄関のドアを開けてすぐの天井だ。どうも古くなった水道管から水漏れが始まったらしい。waterleak2

業者を頼んでやってきたのはいいけれど、機械さえ持ってきていない。昔ながらの小道具だけだ。ノコギリで錆びている部分を切るのかとビックリしたが、親方と3人の子分で交代にやるんだろう。これじゃあ、午後までかかってしまいそうだ。

写真を撮ろうとリビングから玄関ホールに出てみたら、ドアは大きく開いているし、外壁に寄りかかって居眠りをこいている「下の管理オフィスからのガードマン」以外は誰もいない。たぶん、予備の機械でも取りにいったのだろう。シャッターの音で目を覚ましたガードマンはバツが悪そうにこちらを見た。

2011年のクリスマスには、テラスのタイルが「爆発」している。今度の騒動と合わせて、こりゃ改修が必要になってきたなということが、色々と傷んでいるところからもわかる。壁紙も古くなっているし、カーテンも新しくしたい。床がフワフワしている場所もあるし、水回りの木の部分が湿気でゆがんできた。キッチンの水回りは特にひどい。

でも、97年に買ったマンションwaterleak3は、小さな修理はあっても大改造にまでは至っていない。というより、そんな大改造にかかる時間も費用も持ちあわせていないし、パースに住んでいては、物理的にみても不可能に近い。

一度見積もってもらったことがあるが、数字を見てひっくり返りそうになった。無用にバカでかいマンション改修工事には姿勢を正してOKを出さなければならないのである。やれやれ。

その後…。
現地時間午後4時半に水道管の修理完了。ただし、天井にはもうひとつ大穴を開けられた。この修理が明日の午後というから、もう1日わたしは自宅幽閉となる予定。

 

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