アメリカ風の鮭、レバノン風のフムス・タブーリにパプリカローストを添える

「金曜日は魚の日だよ!」と、例の丸顔中華系魚屋のオジサンに呼び止められた。「あのねえ、それはクリスチャンに言う言葉だよ」と返したら、「ボクも仏教徒だよーん」と破顔した。
どちらにしても魚が食べたかったので、新鮮な鮭の切り身を買う。

実はわたしには新兵器がある。
鮭にまぶすミックスパウダーだ。オーストラリアでは塩をメインとして全てのハーブやら何やらを混ぜたものが市販されていて、なんとかラブ(Rub、アイラブユーのラブをR発音で言うとこの言葉になる)と呼ぶ。つまり、ソース系はマリネでパウダー系はラブだ。どちらも、簡単に肉やら魚やらにまぶして焼くだけのスピード料理に向いている。

ただし鮭用のラブは、オーストラリアでは見たことがない。アメリカ帰りの友達がお土産に持ってきてくれたものだが、正確に言うと「本物」はもう使いきってしまったので、見よう見まねで自分でつくったものだ。材料は、ブラウンシュガー・塩・スモークパプリカ・黒コショウ・タイム。これを塗りたくって30分ほどキッチンタオルでくるんで冷蔵庫へ。

何をつけ合わせようかなあ、と思っていたがちょうどジャングルになっていたパセリをどうしても大量に使いたかったので、タブーリに。
タブーリはレバノン風のサラダ。ブルグールと呼ばれる小麦を砕いたものを洗って熱湯をかけて蓋をし、20分おいて蒸す。玉ねぎをみじん切りにして加え、大量のパセリとミントの葉を刻んで混ぜ合わせる。レモンをじゅうと絞り、塩コショウして味を整えて出来上がり。食べる直前に刻んだトマトを加え、オリーブオイルで和える。

フムスは、ずっと前に作り小分けにして冷凍しておいたものを解凍しただけ。ヒヨコ豆とレバノン風ごまペーストのタヒニを混ぜてペースト状にしたもの。
鮭は庭で焼いて、ついでに色のキレイなパプリカも隣でローストして皮を剥いた。

全部できあがって、鮭をフムスの上にドデンと載せ、はてこの料理は何だろうと考えて笑ってしまった。イイカゲンだが、食べたいものをひとつずつ作っていったらアメリカからレバノンへ飛んで行ってしまったわけだ。
材料を切るのに時間はかかるが、こういう調理はテレビのニュースを聴きながらフンフンとできるものだ。学校のストレスを解消するには「全く違う作業」をするに限るんだよね。

ということで、まあ、これからも苦笑しながらオツキアイくださいませ。

 

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