妹は「痛いのがダイキライ」

パースの「本業」とバンコクの「副業」が同時に忙しくなってしまったので、どうにも何か書く状態ではなかったというのが第一の理由、そしてその忙しさがなんとか治まったと思ったら、今度は人差し指のサキッポを怪我してしまい、キィを叩くのに右手しか使えなかったというのが第二の理由だ。エンピツやチョークは持てるのだが、キィボードは甚だしく使いづらい。
指先もだいぶ癒えたので、10日ぶりに出てきた。
わたしが指先を怪我したのと同時くらいに、日本にいる妹が病院で「手術」をした。
手術と言っても、なにやらオシリに大きなできものが出来たので、膿を抜いてもらったのだ。
しかし、妹は「痛み」にカラキシ弱い。10年以上前に盲腸の手術をしたときには、あまりの恐怖に局部麻酔が「効いていない」と思い込み、あちこちに針をくっつけたままで手術台から逃げ出そうとして全身麻酔をくらったくらいだ。
「わたしゃ、ここで何人も盲腸の手術をしましたが、患者が逃げ出そうとしたのも、全身麻酔をしなければならなかったのも初めてです」と医者が嘆いたそうだ。
そんな妹だから、今回も何かあるだろうと思ったら案の定だ。
母が言うには、断末魔の叫びを上げて「麻酔をしてくださああああい」と懇願、医者に「バカなことを言いなさんな」とたしなめられたらしい。そして、緊張のあまり過呼吸症状が出た。
「ゆうちゃん(母の愛犬)でさえ、同じようなオデキが出来たときにはあんなに叫ばなかったのにっ」と、母が怒ること、怒ること。
まあ病院中に響き渡る叫びの主が自分の娘じゃあ、かなり恥ずかしいよねえ。

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