ローストカリフラワーとパルメザンのスープ

パースはこのごろめっきり寒くなり、朝は3度などというベッドから出たくない日々が続いている。
パース自体は内陸部で、夜に下がった温度が上がり始めるのに時間がかかる。朝の天気予報で、毎日「パースただ今3度、フリマントル12度」なのは、インド洋に直接面しているフリマントルが、海の温度が一定で朝晩の気温差が内陸部ほど激しくないためだ。だから、昼過ぎるとパースだろうがフリマントルだろうが20度前後になる。朝はマフラーぐるぐる巻きにして顔をうずめながら出勤しても、昼からは薄いブラウス1枚、薄着ダイスキな白人たちは半袖Tシャツで歩き回るくらいだ。

冬になると、どうしてもComfort Foodと呼ばれる「ほっとする食べ物」が食べたくなる。そのひとつがスープだ。ほとんどのスープは冷凍できるので、週末にたくさん作って1食ずつ保存。こうしておくと、ランチとして持っていけるし、何にも作りたくないときにも解凍するだけだ。

今晩は友達が二人遅い夜食にやってきたので、簡単にスープとパンだけ。誰かが来るといっても、3コースメニューばかり作っているわけではない。午後に行ったマーケットで、わたしのアタマより大きいカリフラワーをひとつ買ってきた。カリフラワーは日本でも結構1年中出回っているから忘れそうだが、冬の野菜だ。これにジャガイモを足して即席スープ。

まずオーブンを220度に温めている間に、カリフラワーをブツ切りに。ジャガイモも皮を剥いてブツ切り。大きなタマネギはさくさくとおおまかなスライス。ニンニクは皮付きのまま5ー6個。全部大きなボウルに入れて、オリーブオイルをたっぷりふりかけ、クーミンを加えて混ぜ、天板にざざっと入れてオーブンで20分から30分、野菜が柔らかくなるまでローストする。
焼き上がったら、飾り用に少しカリフラワーを取っておき、後はすべてミキサーに入れて水を2カップほど足しクリーム状に。あ、ニンニクの皮は剥かなければならない。ローストしたニンニクは押すだけでにゅるりと中身が飛び出す。
さて、これを鍋に入れて今度は牛乳を半カップほど。そしてこれが大事なのだが、パルメザンチーズをけずってたっぷりと入れる。わたしはこれが大好きなので、削りに削ってたぶん100gぐらい入れてしまっていると思う。筒状容器に入った「簡易パルメザンもどき」は使ってはいけない。味が全く違うシロモノだからだ。

これで出来上がり。温め直してテッペンにさっき残しておいたカリフラワーローストを少々イタリアンパセリとともに振りかける。赤ワインを2本、DVDのBBCドラマ”Lost in Austen”を用意したら、あとは友達の来るのを待つだけ。

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