がびのテラス - 軽妙にして辛辣、独断にして優雅に

生鮭のソテーと温かいズッキーニのサラダ

まだまだ暑い日の続くパースだ。東海岸のメルボルンやシドニーが二十度をほんのちょっと超える程度だというのに、かたや西のパースでは、次の電気料金請求書を想像したくないくらいエアコンつけっ放しの日々である。

日本ではメーデーは五月だが、こちらでは今年三月三日の雛祭りにあたる。金曜日は生徒なしのスタッフディー、そして三日続きの週末だ。なんだかだらーりと寝そべっていただけで、あっと言う間に終わってしまった。そして来週の準備をしていなかったのに気づくのは、毎週日曜日の午後だ。

休日三日目ともなると、新鮮な食料が尽きてくる。鮭の切り身は冷蔵庫で解凍、あとはほんの少しずつ残った野菜を使い切ることにした。

厚手の鍋にオリーブオイルを熱し、長ネギ(正確に言うと、わたしはもっと太いポワロねぎを使ったが)の白い部分をスライスして放り込み、中火でたまにゆすりながら数分。ネギが透き通ってきたら半輪切りにしたズッキーニとつぶしたニンニクを入れて混ぜ、蓋をしてまたゆすりながら数分。白ワインを「じゃぼ」ぐらいいれて、あとは自分のグラスにそそぐ。蓋をしてまた数分。

その間に、軽く塩コショウした鮭をフライパンで両面焼いておく。

ズッキーニサラダにチェリートマト、赤ピーマン、イタリアンパセリを放り込み、ケイパーを加えて、さっとひと混ぜして火を止める。これでおしまい。わたしはレモンを一切れ添えておいて、最後にテーブルでじゅうと絞る。

時間がなくても、三十分以下でできる夕食なら文句は言えない。

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