空心菜とヒラタケの炒めもの

バンコクでも食事を作るが、どちらかと言うと西洋料理にかたよってしまう。レストランの中華料理やタイ料理があまりに安くて美味しいので、自分で作るまでもないからだ。

しかし、今日はスーパーに行ったらパッ・ブン(空心菜)が目にとまる。空心菜は、その名のとおり茎がガランドウ。実は、タイの田舎では水際に雑草のごとく生えているやつだ。頭の中で忙しく換算したら、何とどっさりはいった一束が25円ほどだ。パースの中華食品店の十分の一である。なんてこった。
いずれにしろ、見たらどうしても食べたくなってしまった。
ヒラタケの小さいやつとショウガも一緒に籠に入れたら、そうだ「あわびソース」も買おうと思い立つ。日本ではあまり見ないが、オイスターソースと同じようなとろみと色、カキ風味ではなくもちろんアワビ風味だ。オイスターソースに比べると高価でも、シンプルな野菜炒めにはとてもよく似合う。

外に出たら、今度は屋台のガイ・ヤーンと呼ばれるマリネした焼き鳥が焦げたよい香りを放っている。これも、買うしかないね。
家に帰ってから、さっそく大きな中華なべに油をひいてショウガの千切りを放り込み、香りが出たらざく切りの空心菜とヒラタケを炒めて、焼き鳥に添える。
季節外れの雨が降ったので、今晩はほんの少し涼しくなった。パティオのテーブルに並べた即席夕食を楽しみながらふと顔を上げると、雨が洗ったバンコクの夜景が美しい。

 

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