がびのテラス - 軽妙にして辛辣、独断にして優雅に

最後の追い込み

高等部の11年生12年生は試験が終わってすでに学校にはいない。
つまりその下の中等部8年生から10年生までの採点をしているわけなのだが、こんなものすごい量の採点をしながら、皆他の教師も授業しているのかと舌を巻いていたらオオマチガイ。
実 際には、わたしのように中等部だけを受け持っているひとは少なく、ましてその中で10クラスも持っているのは学校の中ではわたしだけらしい。つまりここ2 週間のうちにテストを行い採点し、そしてその成績を全てコメント付きで今週以内にコンピュータにインプットする教師の中では、わたしの量はずば抜けて多 い。すでにここにも書いたが、わたしは1000枚以上の答案をここ2週間で採点しているのだ。
それに気づいたもうひとりの日本語教師が、明日のわたしの授業に非常勤教師をつけるよう掛け合ってくれた。

そんなわけで、明日1日で256人のデータとコメントを授業なしでインプットできる。読書用眼鏡を普段は学校には持っていかないのだが、明日は必要になりそうだ。

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今 日は学校をでたのが、警報機がオンになる寸前の5時50分。学校の近くの日本料理弁当屋で、チキン照り焼き弁当を購入して帰宅。学期末に10年生の授業 で、弁当の出前を頼むのもここだ。日本人の夫婦のやっている店だが、わたしが教育実習をしていた3年前から今まで、何回も注文したことがある。それ以来学 校はいくつも変わったが、日本人の教師は少ないので覚えられるのも早い。

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