御法度の美少年

日本映画は、日本にいないというハンデのせいでほとんど見たことがない。そして外国で公開されてわたしの目にも触れるようなそれらの映画には、血と暴力をともなうものが多い。大島渚の一連の作品も、最近流行っている北野武の映画もそうだ。

一 昨日に録画しておいた日本映画はTABOOというタイトルだったが、映画が始まってみたら大島渚の「御法度」。新撰組に新しく入隊した美少年に惹かれてい く男たちの映画で、映像は幻想的で実に美しいのだが言葉が聞き取れない。もごもごもご。英語ではあるが、字幕がついていてよかったとしみじみ思った。

何 が何だかひとつも明かされないうちに終わってしまう不思議な映画だが、主人公役の少年がこれまた美しい。少年と青年の間の年齢だろうが、すべらかな肌にま だふくよかであどけなさを残すあごの線を持ち、それでいて成熟した身体がいやに大きい。アンバランスだ。たぶん新人なのだろうが、すばらしい「ダイコン役 者」でもある。しかしその「ダイコン」が効を奏し、固くなすがままになっている床入りのシーンが実にいい。相手役の俳優の熱演が返ってその危うい真実味を 増していて、こんないたいけな子を相手にマスターベーションのようなムナシイ行為をカメラの前でしなければならないなんて、俳優って商売も大変だ。

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冷蔵庫のアニヨレッティの賞味期限が切れそうだったので、今晩はコレ。ホウレン草とリコッタチーズの詰め物をしてある半月形のパスタだ。これを茹でている間に、トマトソースを解凍して炒めたマッシュルームを加え、パティオのバジルを刻む。
そ して茹で上がる3分ほど前に、シュガースナップピーを一緒にほうりこんでこれも茹でてしまう。野菜とパスタを一緒に茹でるのは、料理雑誌の「お料理の時間 を短縮しましょコーナー」で読んだのだが、これ以上短縮できそうもないわたしの「超特急料理」の手間がもっとはぶけた。パルミジャーノのかけらをしゃり しゃりと削って、出来上がり。

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